[ETEC企画委員長]
塩見 彰睦
静岡大学 教授
ETECは2006年にJASAが開発・運営する、組込み技術者向け試験制度です。
ETEC(組込み技術者試験制度)は、合否ではなく、受験者のレベル測定を目的としています。
企業の人事施策、学校の習熟度測定への活用をさらに促すため、活用方法等の周知徹底し、普及を図ってまいります。
試験詳細はETECサイトをご参照ください。
2012年より受験運用をPearson VUEに委託し、CBT(コンピュータ出題試験)方式にて、ほぼ毎日全国で受験が可能です。
今後もさらに受験しやすい体制を、Pearson VUEと検討してまいります。(例:受験会場の拡大等)
クラス1試験をリリースして3年が経過し、受験需要が想定よりも増えており、試験のレベル維持・正当性を保つため、改版をすすめます。
① 体験受験イベント
試験を”体験”していただくイベントを開催し、認知拡大を進めます。
実際の試験と同じレベル問題、同じコンピュータ試験を1/10のサイズで体験していただき、レベル感、評価内容を経験いただきます。
開催機会(予定)
・ETWest2020(初夏@大阪)
・モノづくりフェア2020(秋@福岡)
・ET2020(秋@横浜)
・ETNagoya2021(冬@名古屋)
② 受験者統計の開示
レベル測定を目的とした試験として、企業内の人材育成の活用を促すため、定期的に受験者統計データを開示します。
ETEC受験者層を意識した学習コンテンツ制作
ETECは「質の高い教育と技術範囲の標準化指標を提供し、業界全体の活性化を図るべき」との方向性が示され、その具体的な方策として技術者試験を模索してきた結果、ETECの枠組みが創設されました。
試験対策コンテンツでは無く、ETEC受験者層の独習コンテンツや研修コンテンツとしてリリースをする予定です。
* 学習コンテンツ制作は、人材育成事業本部研修委員会と合同で対応します。
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