OpenEL 活用WG

  • OpenELの普及・啓発を強化する
  • OpenELの仕様を強化する
  • OpenELの国際標準化の可能性を調査する

 OpenELを国際標準とするためには、優れた仕様だけでは不十分であり、多くのユーザーに使っていただく必要がある。そのためには、多くのユーザーが使用しているプラットフォームに対応するのが得策である。よって、世界で広く利用されているプラットフォームやデバイスへの対応を行うとともに、一般向けの勉強会を開催する。
 また、高度化する組込みシステム開発において品質と効率を上げるモデルベース開発が求められており、上流から下流まで一気通貫して開発できることが重要である。そして、これを実現するためにも各レイヤーのツールベンダーを巻き込む必要がある。そして、各ツールでOpenELをサポートすることにより、インターフェースが統一されるため、モデルからソースコードを自動生成し、さらに自動テストまで行うことが可能になる。ゆえにOpenELが組込みシステム開発において上流から下流まで一気通貫したソリューションを提供する核となる。
さらに、組込みシステムセキュリティ委員会と連携し、セキュリティ対応を目的として仕様を強化する。


2026年度の事業方針

委員会活動

 OpenELの仕様策定、普及・啓発およびその他の活動計画の立案、国際標準化の可能性の検討
組込みソフトウェア開発技術の調査、アクチュエーターやセンサーに関する技術の調査、講師を招いての勉強会の開催、OpenEL仕様書の執筆、実装などの具体的な作業を行う。


OpenELの普及・啓発活動

 EdgeTech+ West 2026(7月大阪) 出展

 EdgeTech+ 2026(11月横浜) 出展

 ISO/IEC JTC1/SC41(11月金沢) 出展

OpenEL (Open Embedded Library) とは

 OpenEL(Open Embedded Library)は、制御システムなどのソフトウェアの実装仕様を標準化する組込みシステム向けのオープンなプラットフォームです。
 センサ入力やモーター等の制御のためのAPI(Application Programming Interface)をミドルウェアよりも低いレイヤーで標準化し、デバイスドライバ等のソフトウェアの移植性、再利用性、生産性を向上するための仕組みとして開発されました。

 高度化する組込みシステム開発において、品質と効率を上げるモデルベース開発が求められています。
しかしながら、モデルベース開発ツールを使った組込みシステム開発には、以下のような課題があります。

  •  組込み用の自動コード生成の品質に問題がある
  •  品質を維持するためのノウハウの蓄積が難しい
  •  ドライバのコードは生成されないため、ドライバを用意する必要がある (新規開発や、ベンダーから調達)
  •  なるべくプログラムを書きたくない (瑕疵担保責任を負いたくない)
  •  ベンダーごとにインターフェース仕様が異なり、他社製のソフトウェアとの相性は保証できない

 OpenELは、アプリからのインターフェース(API)とドライバ用のテンプレートを仕様化します。
 モデルベース開発ツールがOpenELをサポートすれば、インターフェースが統一され、モデルからOpenELのAPIを使用するコードが自動生成され、自動テストも可能になります。
バグが入りにくく、可読性を向上させレビューを容易にするコードの生成が可能になります。
 OpenELが、上流から下流まで一気通貫した組込みシステム開発の提供の核となることを目指して活動しています。

【技術情報】
OpenELの仕様書およびソースコードをGitHubで公開しています。


【WGメンバー募集】

OpenEL 活用WGメンバーを募集しております。
JASA事務局までご連絡ください。

一般社団法人組込みシステム技術協会 本部事務局 OpenEL担当 E-mail:jasainfo@jasa.or.jp