OSSで実現するSDxと次世代エンジニア像【EdgeTech+2025】
自動車メーカーと社会インフラ事業者から最新のOSSの取り組みを講演!
自動車をはじめ、あらゆる産業においてソフトウェア中心で製品、サービスが開発が進むSoftware Definedの時代(SDx)が始まっています。
SDxを実現に向けて、積極的にオープンソース(OSS)を利活用している自動車、社会インフラ分野のメーカーでの取り組みと、OSSコミュニティで活躍する一線級のエンジニア同士によるパネルディスカッションで、これからの組込みシステムエンジニア像についてご紹介します。
- 開催日時 2025年11月20日(木) 10:30〜12:30
- 開催会場 パシフィコ横浜 アネックスホールF202
- 参加申込
プログラム
トヨタ自動車のオープンソースソフトウェアへの取り組み
遠藤 雅人 氏
トヨタ自動車株式会社 オープンソースプログラムグループ(TOYOTA OSPO)グループ長
The Linux Foundation Japan Evangelist
SDV時代に向けて、自動車でも多用されているオープンソースをベースとしたソフトウエア開発やオープンソース活動を内製化するメリットと、AGLやOpenChainといった、OSSを健全に利活用を継続していくために必須となるコミュニティ活動への貢献の重要性と、トヨタ自動車での実際の取り組みについてお伝えします。
トヨタ自動車株式会社においてバリューチェーンサービスに関する技術開発を進めると共に、社内のオープンソースソフトウエアの活用を推進するオープンソースプログラムグループ(TOYOTA OSPO)のマネージャーを務める。また、The Linux Foundationの初代Japan Evangelistの一人として日本国内のオープンソースコミュニティ活動の推進や、Open Chain Project Automotive Chairとしてグローバルな自動車業界におけるソフトウエアサプライチェーンマネジメントの標準化にも取り組んでいる。
オープンイノベーションを促進するHitachi OSPOの取り組み
中村 雄一 氏
株式会社日立製作所 Hitachi OSPO Head of OSPO
The Linux Foundation Japan Evangelist/Board of the Linux Foundation
社会インフラ事業をグローバルで展開する日立製作所として、オープンイノベーションの推進のため、責任あるOSSの利活用が重要と捉えており、OSPO(Open Source Program Office)を設立しました。その取り組みについてお伝えします。
SELinuxに始まり20年以上OSSコミュニティ活動に携わっており、KeycloakでOSSコントリビューションとビジネスのエコシステムを確立した経験を活かし、Head of OSPOとして日立のOSS戦略をリードしている。またLinux Foundation Japan Evangelistとして、Cloud Native Community Japanの運営などを通じて、日本のOSSコミュニティ活動の活性化を図っている。博士(工学)。
OSS時代のソフトウェアエンジニア像とコミュニティの歩き方
(パネルディスカッション)
モデレータ: 柴田 次一 氏 The Linux Foundation
パネラー: 遠藤 雅人 氏(トヨタ自動車)、 中村 雄一 氏(日立製作所)、 茂田井 寛隆 氏(サイバートラスト)
企業でもOSSを中心としたソフトウェア開発に関わりつつ、グローバルでのOSSコミュニティ活動を行う一線のエンジニアの立場、経験から、実践的にOSSを活用するための心得とコミュニティ貢献に対する考え、日本のエンジニアの皆さんや、企業、国に向けた提言など忌憚ないお話をいただきます。
Linux Foundation / JASAの組込みエンジニア向けLinux スキル向上に向けたトレーニング検討について
共同検討中のトレーニングプログラムの進捗を報告
問合せ
JASA 本部事務局 Email : registration@jasa.or.jp