RISC-V 第1回Webセミナー2021

 本セミナーは、RISC-Vワーキンググループ(技術本部 ハードウェア委員会)が会員向けに主催するWebinarです。


スマート農業のための組込みIoT技術と
RISC-V ベクタエクステンションによるFPGAアクセラレーション

 現在、東京農工大学工学部知能情報システム工学科中條研究室では、スマート農業のための組込みIoT技術の研究を推進しており、トマトの生育状況判別の自動化や、水田における雑草自動検知のためのIoTデバイスの開発を進めています。特にネットワーク環境が貧弱な郊外の圃場においては、エッジIoTデバイスにおける推論処理は可能であっても、膨大な画像転送や大規模計算処理が必要となる学習処理には、エッジにおける高性能化が必要となります。
 そこで、CPUとしてRISC-Vを想定し、推論処理に加えて学習処理を高速に実行するためのSoC FPGAにおける新たなアクセラレーション方式についてご紹介し、これがもたらすスマート農業へのインパクトについてご講演いただきます。


開催日程

2021年5月26日(水)16:00~17:30


講 師

国立大学法人 東京農工大学 准教授 中條 拓伯 氏

1985年 神戸大学工学部電気工学科卒業、1987年 同大学大学院工学研究科電子工学専攻修了。
1999年より東京農工大学大学院工学研究院先端情報科学部門准教授。プロセッサアーキテクチャ、組込みシステム、リコンフィギャラブルコンピューティングに関する研究に従事。
John L. Hennessy, David A. Patterson による「コンピュータアーキテクチャ 定量的アプローチ(通称ヘネパタ)」第4版〜第6版、David Money Harris, Sarah L. Harrisによる「ディジタル回路設計とコンピュータアーキテクチャ」第1版、ARM版、第2版の共同翻訳
情報処理学会、電子情報通信学会、IEEE-CS、ACM 各会員。博士(工学)。


開催方法

Webセミナー
* Cisco WebEx Eventによる配信。参加お申込者には後日参加URLをご案内いたします。


参加申込み

会員参加費:無料
申込フォーム:https://forms.gle/ddtSLvsR7MbdvMuR6


お問合せ先

 JASA事務局 (樋口)  E-mail jasainfo@jasa.or.jp