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C スペシャルセッション

人間中心設計フォーラム2015 使いやすいIoTとソフトウェアを目指して

人間中心設計推進機構

人間中心設計による研究開発技術の新価値創造事例のご紹介 "ChimeCa" を事例に

15:00-15:24

ヤマハ研究開発統括部では人間中心設計を用いた新価値創造に取り組んでいる。ここでは、音をコアとして開発された技術を「ビジョン」として見つめなおし、ユーザーエクスペリエンスの視点を組み合わせることで新価値創造を行った"ChimeCa"の事例を紹介する。

浦谷 佳孝ヤマハ株式会社 研究開発統括部 第1研究開発部 知的音楽システムグループ 技師補

プロフィール 2009年 広島大学大学院先端物質科学研究科博士課程後期修了。博士(理学) 。同年 ヤマハ株式会社入社。研究開発部門にてプロオーディオ機器のオーディオエフェクト信号処理の研究開発に従事。2014年より人間中心設計を用いた研究開発技術の新価値創造に従事。元日本学術振興会特別研究員。専門は計算物性物理学、オーディオエフェクト信号処理。

シスメックスにおける人間中心設計手法の導入事例

15:24-15:48

シスメックスでは、製品の顧客満足度向上を目指し人間中心設計手法を導入、製品の企画、設計や評価プロセスにおいてインタビュー調査、ペルソナ・シナリオ作成やユーザビリティ評価などの活動を行った。また、これらの活動が実際に顧客満足度の向上につながったかを確認するための調査も実施した。本セッションでは、一連の人間中心設計の取り組み結果を紹介する。

有吉 俊輔シスメックス株式会社 凝固プロダクトエンジニアリング本部 主任技師

プロフィール 2001年シスメックス株式会社入社。R&D部門にて、臨床検査機器のソフトウェア開発に従事。2005年より人間中心設計に基づいた製品開発手法を社内に導入する。ソフトウェアのGUIデザインに始まり、現在は製品全体のデザインを手掛ける。HCD-Net認定人間中心設計専門家。

東芝におけるUXデザインの取り組み

15:48-16:12

東芝のUXデザインは,製品とサービスの融合により“モノ”から実現される“こと”を通して,顧客とともに,よりよい社会を実現する新しい価値を創造する活動の一つである。UXデザインのコンセプトである「うれしさの循環」、およびUXデザインを効果的に実践するためのツールセットである「東芝デザイン手法」など、当社の取り組みを紹介する。

三上 龍之株式会社 東芝 デザインセンター デザイン第一部 部長

プロフィール デザインセンターにて、電力・社会インフラ事業、コミュニティソリューション事業、ヘルスケア事業、電子デバイス事業、インダストリアルICTソリューションなどの分野での、コンセプトデザイン、ソリューションデザイン、コミュニケーションデザインに従事。

IoTを踏まえたUXデザイン開発の具現化 Experience VisionとHOTMOCKラピッドプロトタイピングによるUXデザインの実践

16:12-16:36

デザイン思考のマネージメントが推し進められる中、組込機器のIoT化技術の進展と共に、様々な分野に新たな体験・経験を創出する人間中心設計(HCD)による具体的な実践技術が設計の上流工程で求められている。そこで永年の研究の中から生まれたユーザーエクスペリエンスデザイン手法として、Experience VisionによるUXデザイン共創システムと、HOTMOCKによるUXフィジカルラピッドプロトタイピングをその実施例を通して紹介する。

髙橋 克実株式会社ホロンクリエイト 代表取締役

プロフィール 千葉大学工学部工業意匠学科卒業、GKデザインを経て、㈱ホロンクリエイトを1994年に設立。以来、多くの企業の家電、情報機器、医療器、生活用品、産業機器等のプロダクト、GUI、WEBソリューションデザインを手掛ける。独自の開発技術として、感性解析クラウドサービス"trending.net"、UXラピッドプロトタイピングツール"HOTMOCK"を提供し、中小企業新技術新製品奨励賞、神奈川ビジネスオーディション審査員特別賞などを受賞。

人間中心設計とデザイン思考の活用

16:36-17:00

デザイン思考という考え方を導入しようとする企業が多くなっている。製品・サービスのイノベーションのためにデザイン思考の活用の可能性がある。ここでは、人間中心設計とデザイン思考を解説して、どのように人間中心設計やデザイン思考を活用していくのか解説する。

山崎 和彦千葉工業大学 デザイン科学科 教授

プロフィール 京都工芸繊維大学卒業,2002年博士(芸術工学)号授与,2003年日本IBM(株)ユーザーエクスペリエンスデザインセンター・マネージャー (技術理事),2006年東京大学大学院博士課程満期退学,2007年より現職。人間中心設計推進機構副理事長,日本デザイン学会評議員。大学教育と人間中心設計やデザインに関わるコンサルティングに従事。おもな著書は「使いやすさのためのデザイン」。iF賞、IDEA賞など国際的なデザイン受賞多数。

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