ET 2018 & IoT Technology 2019

組込み業界の発展と国内産業の
競争力向上に寄与する製品・サービスを表彰

ET/IoT Technology Award 2018

アワード受賞者プレゼン
11月15日(木)14:30〜15:40
授賞式:1115日(木)16:15 会場内メインステージにて授賞式開催

ET/IoT Technology Award 2018
受賞社決定!
ET/IoT Technology 2018出展社から応募のあった技術、サービス、ソリューションから、次の6社が受賞いたしました。

Embedded Technology 優秀賞

日本電気株式会社

「センサを印刷する!超解像度感圧センサ技術」

あらゆる場所でヒト・モノの状態・動きを2次元で高速に検知

【寸評】高解像度・高フレームレートのシート状感圧センサーを、印刷技術によって低コストで製造する技術。シート全体をスキャンすることで、圧力が加えられた位置や圧力の変化を2次元で検知できる。審査委員会は、シート状で曲面にも設置でき応用範囲が広い点や、センサーのサイズが1.2mmと小さく、センサーの密度が10cm 2 当たり5900個と高い点を評価した。ヒトやモノの状態と動きを検知するアプリケーションで、カメラを補完する役割を期待する意見も出た。

IoT Technology 優秀賞

富士通株式会社

「FUJITSU IoT Solution Battery-free Beacon PulsarGum(パルサーガム)」

電池交換要らずの柔らかい薄型ビーコン

【寸評】ガム状の形状で、曲面にも設置できるビーコン。太陽光・照明光で動作する。シリコンゴムで覆っているので屋外にも設置可能。ビーコン信号を受信する機器と組み合わせることで、ヒトの動線管理やナビゲーションなどに使える。審査委員会は、両面テープを貼るだけで平面でも曲面でも設置できる点や、3gと軽量かつガム状の形状(19mm x 72mm x 3mm)は、ビーコンのIoT分野での活用範囲を広げるものと評価した。利用シーンが想像でき、実用性の高さに注目する意見も出た。

アルプス電気株式会社・株式会社NTTデータ経営研究所

「局所集中型低消費電力無線通信技術」

通常無線の1/1000の消費電力で高速セキュア通信が可能に

【寸評】1m程度なら電池なしでセンサーデータの伝送ができ、密集してセンシングが必要な橋梁の結合部や締結部の老朽化や劣化の検知を可能にする技術。交信距離5?10mの場合の消費電力は通常の1/1000と小さい。併せて、暗号化データを効率よく送受信するプロトコルを開発した。審査委員会は、インフラの老朽化対策が社会的に喫緊の課題となっている現状に則した提案である点を評価した。セキュリティと低消費電力の両立を必要とする応用分野への展開を期待する意見も出た。

Edge Technology 優秀賞

LeapMind株式会社

「DeLTA-Family」

組込みDeep Learningのビジネス導入を支援するトータルソリューション

【寸評】深層学習(Deep Learning)で作成したモデルを圧縮しFPGAに実装することで、エッジデバイスでの推論実行を可能にするソリューション。全体がパッケージ化されており、組込みシステムに展開する敷居が低い。審査委員会は、応答速度や精度、セキュリティなどの観点からエッジデバイスでのAI処理が重要視されている現状にマッチした提案である点を評価した。ユーザーの課題解決に向けた共同研究事業、サービスの導入支援、運用サポートまでを提案する点が目新しいとの意見も出た。

スタートアップ 優秀賞

株式会社シード

「Smart Parking(スマートパーキング)」

IoTカラーコーンを置くだけで1台から無料でコインパーキング

【寸評】ビーコン、スマホ、カラーコーンを組み合わせて、空いた土地や駐車場を初期投資ゼロで “コインパーキング”にする駐車場シェアリング・ソリューション。ビーコンを設置したカラーコーンを駐車場に置き、利用者はカラーコーンにスマホをかざすだけで入庫、出庫、決済が可能である。審査委員会は、駐車場版UBERともいえる着眼点、特許を押さえている点、IoTのアプリケーションとしての斬新性を評価した。

株式会社ロビット

「AI技術を活用した外観検査ロボット「TESRAY」」

ロボット・AI・照明技術を組み合わせた外観検査ソリューション

【寸評】AIで位置決め精度を高めた外観検査専用ロボット、AI技術を使った画像処理、および照明技術を組み合わせて、表面塗装時の異物混入や深さ50μm以下の微細な傷といった外観の異常を検出する技術。自動車部品工場や食品工場が主なターゲット。製造業における人手不足の解消などに向ける。審査委員会は、ターゲットを明確にして精度を高めている点や、製造現場の問題点を的確に捉えて工夫している点を評価した。

JASA 特別賞

STARWING Technology Co.

「SiPS – Centimeter Level Indoor Positioning System」

センチメートル単位で測位可能なBluetooth室内測位技術

審査員一覧 (敬称略)

審査委員長山田 敏行ETカンファレンス委員会 委員長
副審査員長横田 英史ETラボ 技術ジャーナリスト
審査員立本 博文筑波大学大学院 ビジネス科学研究科 教授
審査員松島 克守一般社団法人俯瞰工学研究所 代表理事
審査員小澤 拓治CQ 出版社 取締役
審査員中山 俊一テクニカル・ライター / EJoint 代表
審査員西坂 真人アイティメディア株式会社 プロフェッショナル・メディア事業本部 ST編集統括部 統括部長
審査員大橋 太郎電波新聞
審査員白坂 成功IoTイノベーションチャレンジ2018 実行委員長
審査員星 光行ETロボコン本部実行委員長 / 株式会社ジェイテック
審査員片岡 晃独立行政法人情報処理推進機構 社会基盤センター センター長

スタートアップ部門最終審査委員

進藤 智則株式会社日経BP 日経Robotics編集長 (兼) 日経xTECH副編集長
枝 洋樹株式会社デジタルガレージ 執行役員

ET/IoT Technology Award 2018 受賞者インタビュー シリーズ

ET/IoT Technology Award 2018にて、5つの賞に選出された全7社の受賞製品、技術を紹介いたします。記事は「IoTナビ」より転載。

一次選考通過企業

今回のアワードには、61社からの応募がありました。
惜しくも優秀賞は逃しましたが、次の企業・製品が一次選考を通過いたしました。
受賞製品ともども、そのキラリと光る技術力を展示会場でお確かめください。

通常

出展社名/団体名 応募対象品 キャッチコピー
ローム地震検知モジュール外来ノイズ誤検知を低減するアルゴリズム搭載、正確な地震検知
日本マイクロソフトAzure SphereMCUからクラウドにセキュアな接続を実現
ラピスセミコンダクタワイヤレス給電チップセット13.56MHz帯ワイヤレス給電で世界最小※の実装スペースを実現 (※2018年3月ラピスセミコンダクタ調べ)
富士通セミコンダクター/富士通グループ暗号レス スペクトル認証ソリューションセキュリティイノベーションによる認証方法の新しいカタチ
ブレインズテクノロジーリアルタイム予測分析プラットフォーム「Impulse」(インパルス)機械学習&エッジ連携による実用性の高い異常検知サービス
NEC適応遠隔制御技術高精度な通信遅延予測に基づくロバストな遠隔制御を実現
宇宙航空研究開発機構 (JAXA)ワイヤレスリモートスイッチエネルギーハーベスティングでセンサON!待機時の電力消費なし!
アイシン高丘/アトムシステム新素材熱電モジュールを用いた無電源センシング温度差があれば無電源で測定&無線送信可能なIoTシステム
アステリアAI搭載IoT統合エッジウェア “Gravio(グラヴィオ)”月額500円でセンサー込!エッジでIoT・AIを今すぐ活用!

スタートアップ

出展社名/団体名 応募対象品 キャッチコピー
Hmcomm異音検知プラットフォーム FAST-D
(Flexible Anomaly Sound Training and Detection)
「異音×AI×IoT」〜AI異音検知によりあらゆるリスクを軽減する〜
スカイディスクスマート聴診棒振動版 振動データを簡単に取得、その場でAI解析、異常診断!
CONCORE’SPhotoruction現場の業務はこれ一つで! 生産性向上の大本命!

受賞者は10月31日(水)公式サイトで発表!!

日本の産業に大きな変化の時期がやって来ています。求められるのはイノベーションです。今こそ新たな技術や製品、ソリューションで、日本経済と企業の成長を確かなものにしなければなりません。そしてイノベーションを生み出す産業として、組込み業界にかかる期待は小さくありません。

こうした状況のもと、ET/IoT Technologyを主催する組込みシステム技術協会は、組込み業界の発展と国内産業の競争力向上に寄与する、優れた組込み技術や製品、ソリューション、サービス、IoT技術を発掘し、その成果と功績を国内外に広く顕彰する「ET/IoT Technologyアワード」を設けました。

これからの産業の成長を必ずや支えてくれるであろうソリューション最先端を、ぜひその目でいち早くお確かめください。

スタートアップ&グローバルパビリオン出展企業対象の部門を新設

2018では、話題のスタートアップ企業が集いイノベーションを起こすべく技術を展示紹介するスタートアップ&グローバルパビリオンを新設します。今回のアワードでは、そのスタートアップ企業を対象とした部門を新設し賞を進呈いたします。ぜひご注目ください。

アワード2017を振り返る

前回のET/IoT Technology 2017 アワードには、出展社による42件の応募から、優秀賞4社、特別賞1団体が選出されました。

Embedded Technology 優秀賞(2社)

NEC C-25

「レーザガスセンサ」

様々なガスの広域に渡る検知、火災の早期検知と誤報低減も実現

【寸評】一つのシステムで大気中のガスの種類や濃度、環境温度など複数項目の測定が可能な技術で、既存システムに比べ応答速度が速いという特徴をもつ。審査委員会は、広い空間を対象にしたガス検知器や火災センサーへの応用が考えられるなど、利用シーンが明確で実用性が高い点を評価した。バッテリーの異常発熱が社会問題化しているなか、提案のタイムリーさを評価する意見も出た。

ディープインサイト株式会社 D-53

「エンベデッド ディープラーニングフレームワーク『KAIBER』」

組込み特化のディープラーニングフレームワーク

【寸評】深層学習(ディープラーニング)を組込み機器で活用するための開発フレームワーク。ディープラーニングの学習環境と、学習環境で作成したニューラルネットワークをターゲットシステムに実装する実行環境から成る。マイコンや GPU、FPGAなど多様なデバイスに対応する。審査委員会は、 AI 活用で サーバー環境に比べて遅れた状況にある組込み用途に的を絞った提案で時宜にかなっている点を高く評価した。

IoT Technology 優秀賞(2社)

富士通セミコンダクター、PHYCHIPS、エスケーエレクトロニクス A-38

「バッテリーレス無線ソリューション」

組込み機器の新しいカタチ 〜バッテリーレス&RFIDイノベーション〜

【寸評】UHF帯の無線給電機能とRFIDを組み合わせ、電池レスを実現する無線エナジーハーベスティング・ソリューション。審査委員会は、広く普及しているRFIDをデータの送受信だけではなく電力供給に活用する新規性を高く評価した。メカニカルな要素を持つエナジーハーベスティングの提案が多いなかで、電磁的・電気的な仕組みを利用したところが目新しいとの意見も出た。

株式会社フジクラ C-14

「920MHz帯マルチホップ無線エネルギーハーベスト型環境センサシステム」

低照度でも高効率な光発電とマルチホップ無線で広範囲センシング

【寸評】パネルへの入射角が垂直ではない散乱光や低照度でも効率良く発電できる色素増感太陽電池と920MHz帯マルチホップ無線通信に、温湿度や照度、気圧、人感などのセンサーを組み合わせたソリューション。審査委員会は、色素増感太陽電池によるエナジーハーベスティング、マルチホップ無線通信によるカバーエリア拡大など、センサーシステムの屋外における利用シーンをよく考えた提案である点を高く評価した。

特別賞(1団体)

国立研究開発法人 産業技術総合研究所 C-14

「ポータブル空冷式熱電発電装置」

熱が生み出す安心と安全。排熱でIoTとCO2削減が同時実現。

【寸評】排熱や焚き火といった多様な熱源を利用して発電する熱電発電装置。高温耐久性に優れた独自開発の酸化物材料を主成分とした熱電モジュールを使っており空冷が可能。審査委員会は、水冷用配管が不要で設置場所を選ばないためIoT用途に向いていることや、焚き火でも発電できるBCP的なメリット、材料をきっちりと押さえている点などを高く評価した。

アワード2017 審査員一覧

審査委員長山田 敏行組込みシステム技術協会/ET実行委員会 委員長
副審査員長横田 英史日経BPコンサルティング 取締役
審査員立本 博文筑波大学大学院 ビジネス科学研究科 教授
審査員松島 克守一般社団法人俯瞰工学研究所 代表理事
審査員小澤 拓治CQ出版社 取締役
審査員中山 俊一テクニカル・ライター / EJoint 代表
審査員西坂 真人アイティメディア株式会社 メディア事業本部 テクノロジー局 編集統括部長
審査員大橋 太郎電波新聞社
審査員白坂 成功組込みIoTハッカソンWG 実行委員長
審査員星 光行ETロボコン本部実行委員長
審査員松本 隆明独立行政法人情報処理推進機構 技術本部 ソフトウェア高信頼化センター 所長

ご入場にはweb来場事前登録または招待状が必要です。

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