ET West 2018 & IoT Technology West 2018
カンファレンスプログラム
K 基調講演
K-6
7月6日(金)13:30-14:30
タワーC 8F カンファレンスルーム C01+C02

脆弱なIoT機器の現状、およびその対策動向 〜 国際標準化を視野に入れて 〜

IoT機器は、多くの重要インフラ構築に欠かせないだけではなく、2020年のオリ・パラにおいてもIoTの活用が大きく期待されている。本講演では、NICTのダークネット観測とIoT専用のハニーポットを用い、世界中に存在する脆弱なIoT機器がマルウェアに侵されていることを実際のデータに基づき共有する。さらに、これらの問題が世の中に与える影響、及び今後考えていかなくてはならないセキュリティ対策について、日本政府の目線、および国際標準化の視点を含め、最新動向を紹介する。

中尾 康二

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT) サイバーセキュリティ研究所 主管研究員

プロフィール

1979年早稲田大学卒業後、国際電信電話(株)に入社。KDD研究所を経て、現在、研国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)サイバーセキュリティ研究所 主管研究員、横浜国立大学 客員教授、および内閣官房 サイバーセキュリティ 補佐官を兼務。ネットワーク及びシステムを中心としたサイバーセキュリティ技術の研究開発に従事。電子情報通信学会フェロー。経済産業省大臣表彰賞、KPMG情報セキュリティアウォーズ、文部科学省大臣表彰賞、情報セキュリティ文化賞、総務大臣表彰等を受賞。

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