ET 2018 & IoT Technology 2019
カンファレンスプログラム
C スペシャルセッション
C-5
11月16日(金)14:00-16:00
会議センター[311+312]

派生開発問題解決セミナー2018 派生開発プロセスの基本と発展

派生開発プロセスを知らない人、なんとなく聞いたことがある人、避けている人、実践している人など様々であるが、意外と誤解している人も多い。今一度「派生開発プロセス(XDDP)の基本」を共有し、その後「派生開発プロセスの発展型」としてAFFORDDの研究会活動の内容を紹介する。

AFFORDDの活動とXDDPの成り立ち 〜 PFD(Process Flow Diagram)の基本

【AFFORDDの活動とXDDPの成り立ち】
派生開発推進協議会(AFFORDD)では、派生開発の問題を中心に要求仕様の改善や様々な分野におけるプロセス改善に取り組んでいる。本会の研究会の紹介と、活動の中心となるXDDPの成り立ちについて紹介する。
【PFDの基本】
PFDは成果物とプロセスの連鎖を表現するダイヤグラムであり、開発における使いどころは多い。実際、XDDPが生まれた背景にプロセスをデザインする技術がベースとして存在していた。ここではPFDの考え方から開発現場にける使いどころを紹介する。

斎藤 賢一

株式会社エクスモーション エグゼクティブコンサルタント

プロフィール

大手メーカにて、構造化手法、オブジェクト指向技術を適用した組込ソフトウェアの開発、上流工程を中心としたソフトウェアの改革活動、プロセス改善活動、品質改善活動に携わる。エクスモーションでは、自動車業界をはじめ、さまざまな業界でシステム・ソフトウェア開発支援、要件定義支援、派生開発支援など多岐にわたって開発現場の改善に取り組んでいる。

USDM(Universal Specification Describing Manner)の基本

要求仕様の記述法であるUSDMの特徴を具体例を通して説明し、USDMにより洗練された要求仕様が記述できる点を紹介する。あわせて、派生開発プロセスにおいてUSDMが重要な技術であることを紹介する。

桝田 秀和

日本ユニシス株式会社 プラットフォームサービス本部

プロフィール

2003年入社。入社後、.NET技術主管部から客先常駐となり、10年を過ごす。アーキテクトという名のもとに、プログラマから設計者、プロジェクトマネージャ、提案書、RFP作成等雑多な仕事をこなす。ここ数年は技術支援の部署に戻り、スマホ開発やスクラムの推進などの雑多な仕事をこなす。AFFORDDではUSDM入門の研究会リーダーとして、参加者に「お題」と称する問題を提供している。

XDDP(eXtreme Derivative Development Process)の基本

XDDPは正しく適用すれば効果を発揮するが、「3点セット」などのキーワードが先行し、本質を理解せずに適用すると効果は期待できない。また、導入がゴールとなりその後の改善が進まないこともある。XDDPの基本となるプロセスに焦点を当ててポイントを紹介するとともに、XDDP適用のその先についても説明する。

奥間 聖

派生開発推進協議会

プロフィール

1987年よりメインフレームおよびオープンシステムにおいてビジネス系のシステム開発に携わり、近年、組み込み系のソフトウェア開発にも携わる。ソフトウェア開発で「品質の低下」、「納品の遅延」、「予定工数オーバー」に悩まされることが多くなり、解決方法を模索しているときに「USDM」と「XDDP」に出会う。さらに探求するため、2010年に「派生開発推進協議会」に入会。現在、「XDDP入門」研究会に所属。

大規模システムおよびモデル駆動開発への発展

派生開発プロジェクトの救世主とも呼ばれる派生開発プロセス手法XDDPであるが、派生開発におけるすべての課題を解決できているとは断言できない。派生開発に残されているいくつかの課題を解決するため、XDDPの更なる進化が求められている。そこで派生開発の課題解決を考える上でキーとなる大規模システムとXDDP、モデル駆動・モデルベース開発とXDDPについて、その方向性を示す。

渡辺 滋

株式会社日立産業制御ソリューションズ 業務改革本部 生産技術部 シニアエキスパート

プロフィール

入社以来、制御用計算機から汎用計算機、小型計算機など、様々な計算機システムの開発業務に従事してきた。また、技術者育成のための社員教育にも携わり、各種の教育コースや講座の開発も手掛けてきた。現在は、生産技術部として社内の開発業務改善を目的に、各開発部門のプロジェクトへの新技術や開発手法の導入、適用、およびメンバ育成など、開発技術支援を行っている。

Agile開発への発展

T6研究会では2017年度に、派生開発とアジャイルの要素を融合した「スクラムX」を提案した。この「スクラム X」のプロセスを精査し、アジャイル開発向けのライトなUSDM、および、「モデル」を用いた派生開発(MDD/MBD)にアジャイルの要素融合することで、モデルベース開発のメリットを融合させたプロセスを定義した。その内容を紹介する。

本田 英稔

株式会社 構造計画研究所 通信システム部 技師

プロフィール

携帯事業者の大規模監視制御システムに従事。プロジェクトのプロセス品質の重要性に気づく。XDDPと出会いプロセス改善活動、品質改善活動に携わる。その後、開発現場に戻りプロセス品質の改善活動に従事している。

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