ET & IoT Technology 2019
CCDS-1
1122日(金)
13:00〜15:30
展示会場内 セミナー会場D

13:00〜13:40 CCDSサーティフィケーションプログラム 10月から開始したプログラムの進捗

IoT機器を入口としたサーバ攻撃が数多く報告され、また、MIRAIに代表されるように、その被害も拡大しています。CCDSでは、機器のセキュリティレベルの向上を目指し、一般消費者への注意喚起への対策として、サーティフケーションプログラムを策定しました。本報告では、IoT機器の認証スキームについて紹介します。特に、認証要件や検証資格者の講習内容について解説します。

荻野 司

一般社団法人重要生活機器連携セキュリティ協議会 代表理事

プロフィール

1986 年キヤノン(株)入社。キヤノンにてISP事業サービスの立ち上げを指揮。ファストネット(株)取締役。2003年株式会社ユビテック代表取締役社長に就任し、2005年6月に同社の上場を果たす。
また、2000 年からJPNICのIP 担当理事、IPv6 普及・高度化推進協議会の設立に参画。常務理事を務めた。2014年にCCDSを設立。現在、京都大学 特任教授、2018年より情報セキュリティ大学院客員教授も兼務する。

13:40〜14:20 IoTセキュリティの国際動向 法規制やサーティフィケーションはどうなる?

2016年に世界各地から様々なガイドラインが出され、IoTセキュリティはこうすべき、というもので溢れた。そこから各地の議論は、実効性のある方法に舵が切られ、米国カリフォルニア州や総務省、そしてイギリスで法制化の動きが始まった。CCDSサーティフィケーションプログラムの共通分野要件を検討する上で参考にした世界各地の様々な要件を紹介し、最近の動向を概観する。

伊藤 公祐

一般社団法人重要生活機器連携 セキュリティ協議会サーティフィケーションWG主査/JVCケンウッド PSIRTリーダ

プロフィール

1993年キヤノン(株)入社、海外R&Dテーマ統括およびインターネットビジネス開発に従事。2001年慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員としてグローバルIPv6割り振りポリシ策定に参画。2005年(株)ユビテック入社。IPAとIoT時代を見据えて組込みセキュリティの啓発に尽力。2008年よりJPNIC理事兼務。2015年CCDSの設立に参画。専務理事として協議会運営に従事。2018年(株)JVCケンウッドPSIRTリーダおよび現ポジションにてCCDSを支援。

14:20〜15:00 IoTセキュリティ検証人材の確保に向けて CCDS指定検査資格取得講習の概要

セキュリティ人材の育成は国内IT市場における主要な課題の一つと言われています。CCDSが推進するサーティフィケーションプログラムにおいても、IoT機器のセキュリティ検査を担う人材の育成と確保が必要であり、講習プログラムを策定し、実施を進めております。本報告では、CCDSが実施しているセキュリティ検査の資格取得講習を事例としてご紹介すると共に、IoT時代におけるセキュリティ人材育成のポイントを示していきます。

田久保 順

一般社団法人重要生活機器連携セキュリティ協議会

プロフィール

重要生活機器連携セキュリティ協議会(CCDS)シニアリサーチャー/株式会社マストトップ 代表取締役。他業種を経て、2003年株式会社ユビテック入社、携帯電話やスマートフォン及び自社開発製品の品質評価部門の事業統括を担当。2015年よりCCDSに参画し、サーティフィケーションプログラムのセキュリティ要件やIoTセキュリティを対象とした人材育成プログラムの策定に協力。

15:00〜15:30 製品分野別セキュリティガイドライン スマートホーム編 1.0版の御紹介

一般社団法人 重要生活機器連携セキュリティ協議会は、2018年11月にリリースしたスマートホーム分野のガイドラインをさらに拡充し、製品分野別セキュリティガイドライン スマートホーム編 1.0版としてリリース致しました。その概要を御紹介します。

南 裕介

一般社団法人重要生活機器連携セキュリティ協議会 スマートホームWG 主査

プロフィール

CCDSスマートホームWG
スマートホームの機器連携及びセキュリティに関する国内外のスタンダードの策定を目指すべく、2018年にWG発足し、ハウスメーカー、建材、住設メーカー8社により活動中。

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