F-16 MathWorks Japan

N 新製品

Programmable SoC向けMATLAB/Simulink SW/HW協調設計ワークフロー

MATLAB/Simulinkによるモデルベースデザインにより、Programmable SoCを対象とした効率的なSW/HW設計、実機実装、実機デバッグのワークフローが確立できます。Simulink上ではさまざまなブロック線図を組み合わせることで制御対象と制御部からなるシステムレベルのモデリング、シミュレーションが可能です。制御部のモデルをProgrammable SoCに実装する際、SW/HWに分割する必要があります。MATLAB/Simulinkでは自動コード生成機能を使って、制御部のモデルを任意の境界でSW/HWに分割し、それぞれを組み込みCコード、AXIバスインタフェースを持ったHDLコードとして生成することができます。これによって最適なSW/HWの境界を短期間で探索できます。また、生成されたCコードの組み込みLinuxへの統合、生成されたHDLコードのAXIバスへの接続や論理合成、実機ダウンロードといった一連の操作をすべてMATLAB/Simulinkで完結することができます。さらに実機動作中にパラメータを直接Simulinkの画面上から変更することで効率的なデバッグを行なうことができます。

D デモ情報

先進運転支援システム(ADAS)開発ソリューション

「画像処理」「レーダー信号処理」は、先進運転支援システム(ADAS)を司る重要な要素技術です。多様な環境を想定した走行シナリオにおいて、白線認識やオブジェクト検出等のために選択する各種画像処理アルゴリズムや、搭載するセンサーの種類の最適な組み合わせを評価するには、実車ベースの実験の前段階として、これらの複合的な条件の相互作用や因果関係を考慮したシステムシミュレーションが必要不可欠です。MATLAB/Simulinkを用いることで、画像処理、レーダー信号処理のみならず、車両制御アルゴリズムや車両ダイナミクスを含めた、包括的なシステムシミュレーションが可能となります。本コーナーでは、MATLAB/Simulinkによる、各種ADASシステムモデル例を紹介します。

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