東北支部 高際 一
まず初めに、東日本大震災で被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。また、これまで多くの皆さまにご支援頂きましたこと、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
東北支部は、2010年4月に7番目の支部として設立いたしました。既に会員企業14社、支部会員企業4社、計18社の比較的大きな組織となりました。「会員企業が新しいモノを世に出していく環境作りを支援していくこと」を活動目的に、これからも皆さまからのご支援を頂きながら、一番若い支部らしく活発に活動して参ります。
最近では、東北大学大学院工学研究科情報知能システム(IIS)研究センター様から村田製作所様をご紹介頂き、9月に「がんばれ東北!(震災復興支援)センサワークショップ 〜組込みソフトウェアエンジニア向けセンサ技術講座〜」を開催いたしました。
今後の震災復興において重要視されている、農商工連携、エネルギー(各種スマート技術)、防災ネットワーク分野においては、「センサ技術」の応用分野への活用がキーとなります。しかしながら、センサは従来「電子デバイス」分野として認識されていたため、組込みソフトウェア企業では、アプリケーションから見た「センサ技術」に関する知識を得る機会があまりありませんでした。今回、村田製作所様より、東日本大震災復興支援として東北地域の組込みソフトウェアエンジニア向けにセンサワークショップの開催をしていただけることになり、参加される方が今後の震災復興関連を含む各種競争資金の獲得提案や、メーカへの提案に活用して頂けるよう、早めの開催となりました。
第一部では、焦電型赤外線センサ、超音波センサなどの原理とアプリケーション例、第二部では現在開発中の新製品のセンサとセンサネットワーク向け無線通信ソリューションについてご講演頂きました。その後のフリータイムでは、デモ機を触りながら個別質問できる時間が設けられ、あちらこちらで活発な意見交換が交わされました。
東北支部では、今後も東北地域の方にメリットとなるイベントを積極的に開催して参ります。

東北支部会員企業及び東北支部は、今年で6年連続の出展となるTOHOKUものづくりコリドー※1の一員として、「TOHOKUパビリオン」から出展いたします。TOHOKUパビリオンでは、ET2010より技術分野別に出展しておりますが、今回は、「画像処理」「スマートエネルギー」「センサ・計測」「開発ツール」「Android」の5分野で展示いたします。その中で東北支部会員企業は、以下の4分野で出展いたします。是非、ご興味をお持ちの分野からご覧下さいませ。
◇画像処理
(株)SJC [ブース番号:D-29]
トライポッドワークス(株) [ブース番号D-20]
東杜シーテック(株) [ブース番号D-19]
バイスリープロジェクツ(株) [ブース番号D-18]
(株)ルネサス北日本セミコンダクタ [ブース番号D-22]
◇スマートエネルギー
(有)エボテック [ブース番号D-25]
◇センサ・計測
(株)イーアールアイ [ブース番号D-17]
◇開発ツール
(株)アキタ電子システムズ [ブース番号D-17]
また、2日目(11月17日) 17:00〜18:00、毎年恒例のイベント「ETフェスタ」では、現在では希少な東北の日本酒を始め、多くのお酒を準備して皆さまのお越しをお待ちしておりますので、どうぞ奮って「TOHOKUパビリオン」へお越し下さいませ。
今後とも東北支部をどうぞよろしくお願いいたします。
※1 「TOHOKUものづくりコリドー」とは、経済産業省が取り組んでいる地域産業の競争力強化策である“産業クラスター計画”の東北地域におけるプロジェクトです。「TOHOKUものづくりコリドー」では、ものづくり製品の価値の源泉である組込みシステム関連技術を有する地域企業のポテンシャルの高さに着目し、技術開発支援による更なる競争力強化や首都圏等とのマーケット地域の企業とのネットワーク形成を図ることとしています。