組込みシステムとは、英語のEmbedded Systemの略です。明確な定義はありません。
以前、組込みシステムと言えば、大きな製造システムや制御システムの中にある産業用制御機器 (例えば標準バスで接続された基板)などを指していました。
現在は、一つの筐体に組み込まれて自律して動作する、ハードウェア+ソフトウェア(+メカニズム)の システムを指すことが一般的になってきました。現在の組込みシステムの例を示します。
レストランなどで注文を受けるのに使う携帯端末、情報家電機器の中核を担う携帯電話、 カーナビ、ディジタルテレビ用セットトップボックス、ゲームマシン、ディジタルカメラなど。 組込みシステムは、自律して動作するだけでなく、有線や無線のネットワークで結ばれるように 進化しつつあります。それにともない、組込みシステム上で動くアプリケーションやサービスが多様化、 拡大しつつあります。
「組込みシステム」が果たす社会における役割が大きくなり、またそれに関わるビジネスも急激に 広がることが予想されるため、組込み技術は、いま、注目されているのです。
そのため、いろいろな 技術分野で開発されてきた要素技術が、組込みシステム上に集約される傾向にあります。 組込み技術とは、そのような技術全般を指します。