カンファレンスプログラム

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HD-1 11月15日(水) 13:00〜15:45 展示会場内 セミナー会場A 聴講登録はこちら

13:00〜13:45

「IoTシステム開発者」のための920MHz無線セミナー

〜 無線製品開発のスペシャリストが取り組むIoTの現状と今後 〜

IoTを成功させるポイントのひとつが無線通信技術であり、各センサーからの情報を正確かつ遠くに伝送できるかが重要である。
本セッションでは、近年の無線動向と920MHz無線モジュール開発における成功、失敗事例を経てIoTに対して今後どう取り組むべきかを考察する。

前田 浩史郎

CMエンジニアリング株式会社 システム開発部

国内無線システム・電機メーカーにて、車載用無線機、操作端末、RFID R/Wのハードウェア、ソフトウェアの開発に携わる。
2017年にCMエンジニアリング株式会社へ入社し、920MHz無線モジュールを使用したシステム開発に携わり、複数の自治体で試験運用が開始された農作物被害抑制モニタリングシステムの開発に従事し、現在に至る。


14:00〜14:45

新たなIoT社会の実現に向けた超小型IoTセンサ

本格的なIoT時代の到来を迎え、特にセンサーの役割は重要である。MEMS(電子回路を微細加工技術により集積化したデバイス)により超小型/超低電力のセンサの実現が可能となり、今まで導入が困難であった様々な分野へもIoTの導入が可能になりつつある。一方でセンサモジュールの開発には幅広い技術が必要となる。本講演では当社が開発した超小型のセンサーモジュールを例に挙げ、センサーモジュールの開発事例を紹介する。

小関 研介

エレックス工業株式会社 技術部 取締役 兼 技術部長

1988年 エレックス工業株式会社入社。当初より電波天文向けの相関処理装置や光伝送装置の開発に従事。主に高速ハードウェア演算部、デジタル信号処理部の開発を担当。以降、電話回線用端末から防災無線システムまで幅広いハードウェア/ソフトウェアの開発に携わる。現在は取締役兼技術部長。


15:00〜15:45

AI時代の事業・サービスに必要な組込みシステム設計の変革とは

〜今、AIの実行環境はITの世界からOTの世界へ〜

クラウド・ビッグデータがドライブしてきたAIは、いよいよ事業・サービスへ適用する時代へ突入。ここで起こる変化が、AIの推論実行環境のシフトである。これまでのIT (Information Technology) の世界からOT (Operational Technology) の世界へ、モノと人が存在する実世界での制御系へシフトする。これをイノベーションの機会としてとらえ、組み込みシステム設計に求められる変革について、ルネサス エレクトロニクスの取り組みを交え説明する。

馬場 光男

ルネサス エレクトロニクス株式会社 インダストリアルソリューション事業本部 事業計画統括部 ビジネス戦略部 部長

日本電気株式会社入社後、基幹系からアクセス系まで、通信装置の開発業務に従事。その後、NECエレクトロニクス株式会社にて、通信システム、産業システム、およびコンシューマ市場向け半導体製品の開発業務を担当。現在、ルネサスエレクトロニクス株式会社にて、お客様とともにつくる新規事業の企画業務に従事。IoT/クラウド連携ならびびAI技術を組み込みシステムへ応用する活動を推進中。