ET West 2018 & IoT Technology West 2018
カンファレンスプログラム
HUヒートアップセッション
HU-2
7月5日(木)13:00-14:30
展示会場内

ビジネス価値を高めるアジャイル開発 ~ 製品企画開発の新たなスタイル ~

組込みでも導入されているアジャイルは、これまでソフトウェア開発の改善、チームビルディングの充実などが導入の目的だったが、いよいよ、製品のビジネス価値を最大化させるという目的で、各メーカーでアジャイル導入の検討が始まっている。日本のものづくりが大きく変わり始めているのかもしれない。
製品開発でのビジネスで勝っていくために、どのようにアジャイルを乗りこなせばいいのか、日本でアジャイルを牽引してきた第一人者でもあり、実際に製品開発でアジャイルを活用して成果を出しているパネリストに集まっていただき、ETWestから今後の製品開発でのアジャイルの進むべき道を発信する。

パネリスト:岩佐 琢磨

株式会社Shiftall 代表取締役CEO

プロフィール

1978年生まれ、立命館大学大学院理工学研究科修了。2003年からパナソニックにてネット接続型家電の商品企画に従事。2008年より、ネットワーク接続型家電の開発・販売を行なう株式会社Cerevoを立ち上げ、20種を越える自社開発IoT製品を世界70の国と地域に届けた。2018年4月、新たにハードウェアを開発・製造・販売する株式会社Shiftallを設立し、代表取締役CEOに就任。

パネリスト:萩本 順三

株式会社匠BusinessPlace 代表取締役社長

プロフィール

1990年代にオブジェクト指向開発だけを行うチームを策定し、オブジェクト指向方法論(Drop)を自ら開発提案する。
2000年に株式会社豆蔵をオブジェクト指向仲間で設立し、要求開発方法論のベースを策定し要求開発アライアンスというオープンコミュニティで広く展開するようになる。2009年に匠BusinessPlaceを設立してビジネス企画メソッド(匠Method)を開発し、今では、サービスデザイン、プロダクトデザインなど広い領域で匠Methodを活用している。
2018年には匠Methodをデザイン領域に拡大したブランディングサービス(ArchBRANDING)をエフインクと共同でスタートさせ、その考え方を書籍「ビジネス価値を創出する匠Method活用法、翔泳社」にまとめた。

パネリスト:原田 騎郎

株式会社アトラクタ 代表取締役

プロフィール

アジャイルコーチ、ドメインモデラ、サプライチェーンコンサルタント。認定スクラムプロフェッショナル。 外資系消費財メーカーの研究開発を経て、2004年よりスクラムによる開発を実践。ソフトウェアのユーザーの業務、ソフトウェア開発・運用の業務の両方を、より楽に安全にする改善に取り組んでいる。

パネリスト:平鍋 健児

株式会社 永和システムマネジメント 代表取締役社長

プロフィール

株式会社永和システムマネジメント代表取締役社長、株式会社チェンジビジョンCTO。福井での受託開発を続けながら、オブジェクト指向設計、アジャイル開発を推進し、UMLエディタastah*( 旧JUDE)を開発。現在、国内外で、モチベーション中心チームづくり、アジャイル開発の普及に努める。ソフトウェアづくりの現場をより生産的に、協調的に、創造的に、そしてなにより、楽しく変えたいと考えている。
著書『アジャイル開発とスクラム〜顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント』、翻訳『リーン開発の本質』、『アジャイルプロジェクトマネジメント』など多数。初代アジャイルジャパン実行委員長、要求開発アライアンス理事。

モデレータ/パネリスト:前川 直也

株式会社日新システムズ 未来戦略室長

プロフィール

日本コンピューター・システム(現 NCS&A)にて業務システム開発を経験後、パナソニックに転職、放送機器開発、部門SEPG、LUMIXのソフトPLなどを担当後、2015年から日新システムズに籍を移し、未来戦略室を設立し、アジャイルを活用した組織改革、経営企画などを推進中。 社内外でアジャイル、プロジェクトファシリテーションのワークショップを中心とした講師、導入コンサルティングなど実績多数。 著作実績に『わかりやすいアジャイル開発の教科書(SBクリエイティブ)』などがある。

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