Embedded Technology West 2014
ETWest2014 dates

ETWest2014 / SEJ 2014 in Osaka
イチオシ出展社紹介 Presented by 電波新聞

関西積乱雲プロジェクト(ブース:D-11)
センサーネットワークシステム 一貫サービスを提供


 関西積乱雲プロジェクトは、センサーで取得した情報を安全性の高い伝送技術を用いてクラウドに上げるセンサーネットワークのシステムを共同で開発し推進している。SEJでは、共同で開発したシステムやこれまでの実証実験などの成果を展示する。

 同プロジェクトは関西に本社を置く5社(東亜無線電機、日新システムズ、ベルチャイルド、木幡計器製作所、ニック)とカナダのコージェントリアルタイムシステムズの6社が集まり、新技術の開発や実証実験を行っている。昨年12月に発足。各社の持つ強みを生かし、センサーネットワークの構築からクラウドのデータ処理まで一貫して提供する。この技術は、既に燃料電池、風力・潮力発電、ボイラー保守などのエネルギー分野での遠隔監視に採用されている。

 「センサーのみを販売している企業、ネットワークを構築する企業など、個別に事業を展開する企業は多くあるが、センサーからM2M、クラウドサーバーまで一貫したサービスを安全に提供できる企業は少ない。また、1社だけでやれることは限られ、リスクが伴う。このプロジェクトは各社の持つ技術を持ち寄り、顧客のニーズに合うシステムを提供することを目指して発足した」とコージェント社の山崎稔マーケティングアドバイザーは話す。

 センサーネットワークやM2M技術、安全性の高い伝送技術、セキュアなクラウドサーバー技術などをベースに、様々な遠隔監視システムに応用することができる。センサーから取得したデータはSSLで保護し送信。 安全性に優れ、応答速度も速い。センサーネットワークの無線通信はZigBeeやWi―Fi、920㍋㌹帯など各種対応可能。

 SEJでは、システムの紹介と実証実験などの成果を発表。9月に大阪でセミナー開催を予定している。

 現在、同プロジェクトで開発したシステムは、プライベートクラウドとして構築されたケースがほとんど。現在、パブリッククラウドとしてのシステム構築を目指している。今年末には安価で安全なシステムを利用できる環境を整え、コージェント社の親会社を通じてサービス提供を予定。


(電波新聞 2014年6月26日掲載記事より転載)



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