Embedded Technology 2014
ET 2014 dates
IoTでビジネスが変わる! 組込み技術が進化する!成長分野を支える最先端技術とソリューションをアピール
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MM 組込みマルチコアサミット2014

最新マルチ・メニーコア技術にスポットをあてた専門セミナーです。産学の技術リーダーによる9セッションを実施、最新の技術動向が学べます。

[併催セミナー]組込みマルチコアサミット2014

【協賛】:一般社団法人 組込みマルチコアコンソーシアム、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)、Multicore Association、名古屋大学、ルネサス エレクトロニクス株式会社、株式会社トプスシステムズ、イーソル株式会社、Polycore Software, Inc.

NEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)プロジェクトで現在推進中のマルチ・メニーコアに関する標準プラットフォーム実用化開発について概説する。本セミナーでは、まず全体像を紹介し、ハードウェア、ソフトウェア技術及びその適用例について説明する。さらに、本活動の成果を基にMulticore Associationで世界標準化活動を進めているSHIM最新ドラフト仕様についても紹介を行う。また、マルチ・メニーコア技術のエコシステム確立のための新たな産学合同の取り組みについても発表を行う。

MM-1 11/20(木)13:00-13:10 アネックスホール2階 F204
プロジェクト概要:マルチ・メニーコア標準プラットフォームと省エネルギー技術革新

組込みシステムの制御の高度化は、あらゆる機器の省エネルギー化に貢献すると期待される。そして、高度化にはマルチ・メニーコアの活用が不可欠である。しかし、コア数やコア種などソフトウェアに見える仕様で要求性能に対応するマルチ・メニーコアは、既に多様な組込ソフトウェアを更に大幅に多様化させる。本講演では、この問題に対応すべく、2012年度にJEITAマイクロプロセッサ専門委員会が参加企業・大学によるNEDO省エネPJを立ち上げて、構築を進めているマルチ・メニーコア標準プラットフォームについて紹介する。

[講師]荒川 文男 氏 一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA) マイクロプロセッサ専門委員会 委員長 兼名古屋大学 大学院 情報科学研究科 附属組込みシステム研究センター 特任教授

[プロフィール]
1984年東京大学工学部物理工学科卒業、1986年同大学大学院工学系研究科物理工学専攻修士課程修了、2007年に同研究科より博士(工 学)の学位取得。(株)日立製作所、(株)ルネサステクノロジなどを経て、2013年10月より現職。専門はマイクロプロセッサ、特にアーキ テクチャ及びマイクロアーキテクチャで、TRONチップ、SHシリーズなどを開発。ISSCC ITPC、A-SSCC TPC、COOL Chips PC Chair、IEEE Micro Guest Editor、VLSI Symposium on Circuits TPC、MCSoC Steering Committeeなど、国内ではICDアーキテクチャTPCチェア、JEITAマイクロプロセッサ専門委員会委員長などを歴任。

MM-2 11/20(木)13:10-13:20 アネックスホール2階 F204
組込みマルチコアコンソーシアム概要

NEDO省エネプロジェクトにおいては,産学連携により,ハードウェアを抽象化するための標準仕様SHIMの開発に貢献した. SHIMは,アーキテクチャの自由度がますます増大するマルチ・メニーコアの時代に,システム,ソフトウェア,ツール,ハードウェアの連携を容易にし,競争力の高いシステム開発のためのエコシステムを構築することを目的の一つとしている. 本講演では,SHIMが標準となりつつある現在,上記目的に向かうための次の産学合同の取り組みについての方向性を提案する.

[講師]枝廣 正人 氏 名古屋大学大学院 情報科学研究科情報システム学専攻 教授 兼 一般社団法人組込みマルチコアコンソーシアム会長

[プロフィール]
1985年 NEC 入社。LSI CAD アルゴリズムの研究開発に従事。1991年~1993年 プリンストン大学留学。世界最高性能のクロック配線などを研究開発。元岡賞、情報処理学会坂井記念特別賞、電子情報通信学会業績賞、関東地方発明表彰発明奨励賞、科学技術分野の文部科学大臣表彰などを受賞。その後マルチコア関係のプロジェクトに参画。主にマルチコア向けソフトウェアの研究開発に従事。2000年ISSCCにて世界初の制御並列型マルチコアMerlotを発表。その他、FOMA 史上最高の連続通話時間、待受時間を達成したNEC 製携帯電話に採用された携帯電話向けマルチコアSoCMedity シリーズ、車載向けで初めてのSMP 型マルチコアを採用したNaviEngine などに関わる。2009年携帯電話向け低消費電力化に関しては地球環境大賞経済産業大臣賞を受賞。2011年より現職。

MM-3 11/20(木)13:20-13:40 アネックスホール2階 F204
SHIMの最新ドラフト仕様

2年に渡りNEDO省エネプロジェクトメンバを含む米国Multicore AssociationのWGで検討を行ってきたSHIM(Software Hardware Interface for Multi-manycore)のドラフト仕様が完成、一部のWG外部有識者のレビューも経て、12月に公開が予定されている。マルチ・メニーコアのハードウェアとソフトウェア開発支援ツール群の間を繋ぐための仕様であるSHIM仕様であるXMLスキーマの概説、オープンソースとなるオーサリングツールについて概説する。

[講師]権藤 正樹 氏 イーソル株式会社 執行役員 ソフトウェア技術統括責任者 兼 技術本部長 Multi-Core Association SHIM Working Group Chair

[プロフィール]
1996年イーソル(株)入社。以来組込み OS 及びツール関連の開発に従事。PrKERNEL、eBinder、eT-Kernel、eT-Kernel Multi-Code Edition、eT-Kernel Adaptor for Androidなどの開発に取り組む。近年はメニーコアOSであるeSOL eMCOSの開発、OSCARコンパイラによる並列化支援サービスなどにも取り組んでいる。国内外のカンファレンスなどでの講演を行っている。JEITA マイクロプロセッサ専門委員、T-EngineフォーラムT-Kernel2.0WG幹事、NEDO技術委員、早稲田大学アドバンスドマルチコアプロセッサ研究所招聘研究員、Multi-Core Association SHIM Working Group Chair。著書(共著)にはISBN:4320120256、ISBN:4885547547などの組込みソフト関連の書籍がある。

MM-4 11/20(木)13:40-14:10 アネックスホール2階 F204
Simulinkモデルベース自動並列化とSHIM

今後高性能,高機能を目指すシステムはアプリケーションのマルチ・メニーコア向け並列化が必須となる.ところが,画像処理などを除き,並列化は難しく,それらの分野においてマルチ・メニーコアを活かすシステム開発ができることが今後の産業競争力にとって極めて重要である. 本講演では,並列化が難しい分野の一つである組込み制御分野において,Simulinkモデルベース開発からの自動並列化について述べ,そのためのSHIMを利用した設計フローについて紹介する.

[講師]枝廣 正人 氏 名古屋大学大学院 情報科学研究科情報システム学専攻 教授

[プロフィール]
1985年 NEC 入社。LSI CAD アルゴリズムの研究開発に従事。1991年~1993年 プリンストン大学留学。世界最高性能のクロック配線などを研究開発。元岡賞、情報処理学会坂井記念特別賞、電子情報通信学会業績賞、関東地方発明表彰発明奨励賞、科学技術分野の文部科学大臣表彰などを受賞。その後マルチコア関係のプロジェクトに参画。主にマルチコア向けソフトウェアの研究開発に従事。2000年ISSCCにて世界初の制御並列型マルチコアMerlotを発表。その他、FOMA 史上最高の連続通話時間、待受時間を達成したNEC 製携帯電話に採用された携帯電話向けマルチコアSoCMedity シリーズ、車載向けで初めてのSMP 型マルチコアを採用したNaviEngine などに関わる。2009年携帯電話向け低消費電力化に関しては地球環境大賞経済産業大臣賞を受賞。2011年より現職。

MM-5 11/20(木)14:10-14:40 アネックスホール2階 F204
SHIM準拠マルチ・メニーコア システムとモデルベース開発環境

"情報系では、様々な分野でマルチ・メニーコア化が進んできたが、制御系でのマルチ・メニーコア化は今後の大きな課題となっている。 本講演では、マルチ・メニーコアの制御系アプリケーションへの浸透を目ざし、NEDO省エネプロジェクトで標準化を進めているSHIMに準拠したメニーコアチップと そのモデルベース開発環境について紹介する。 "

[講師]近藤 弘郁 氏 ルネサス エレクトロニクス株式会社 コア技術事業統括部 CPUシステム事業推進部 主管技師

[プロフィール]
三菱電機入社以来、組み込み系マイコン・SoCの製品開発・先行研究に従事。近年は、ルネサスエレクトロニクスにて、マイクロプロセッサ・RXのチーフアーキテクトとして、プロセッサ開発をリードするとともに、マルチコアプロセッサ、オペレーティングシステム、チップインターコネクト等の研究開発を行う。現在は、車載マイコンRH850のCPUコア開発を指揮。

MM-6 11/20(木)14:40-15:10 アネックスホール2階 F204
『見る』から『観る』へ:画像認識向け超高性能ヘテロジニアス・メニーコアの応用と標準モデル

アルゴリズム改善による認識率向上と認識機能や追跡機能の高度化を追求する画像認識処理向けのスケーラブルなコンピューティング・プラットフォームであるマルチ・メニーコアSMYLEvideoとその応用、そして、パイプライン並列・データ並列・タスク並列をフル活用することでSMYLEvideoの性能を最大に引き出すための分散並列ストリーム型のソフトウェアを開発手法及びSHIMを用いた性能見積手法について解説する。

[講師]松本 祐教 氏 株式会社トプスシステムズ 代表取締役社長 博士 (情報科学)

[プロフィール]
2006年東京大学大学院工学系研究科よりMOT認定、2007年東北大学大学院情報科学研究科より博士(情報科学)の学位取得。日本TI、ブイ・エム・テクノロジー、米TI本社(1993-1997年)などを経て、1999年より現職。2012年にCool Soft社を設立し代表取締役、2014年7月米国にTOPS Systems Americaを設立しCEOに就任。DSP、x86互換、スーパースカラ、マルチコア・アーキテクチャ等プロセッサ開発歴28年。高速シミュレータ、低消費電力上流設計手法、HW/SW協調設計の研究開発も手掛ける。応用分野は画像認識、画像処理、マルチメディア圧縮伸張、無線信号処理、暗号処理システムなど。日本電子デバイス産業協会(NEDIA)理事。

MM-7 11/20(木)15:30-16:00 アネックスホール2階 F204
もう試せる!メニーコア技術 ~組込み向けメニーコアRTOS eSOL eMCOSの概要~

組込みシステムにおけるマルチコアの普及は進んでおり、デュアルコアは珍しくなく、クアッドコアも既に量産されているものさえ存在するようになった。しかし、これらのチップで動作するRTOSは、レガシーなシングルコア向けOSをマルチコア向けに拡張することで対応しており、例えばARM MPCoreが提供する複数コアのキャッシュ一貫性保証機構などを前提に設計されている。しかし、コア数が更に増えるにつれ、このような機構で性能を出すことが難しくなりつつある。また、今までの時間分割による擬似的な並列処理から多数のコアのどこにタスクを配置するかという新たなスケジューリング課題が増大し、さらにはヘテロジニアスなチップも増えつつある。これらを解決する、新しいOSの概要と、ツールを含めたSDKについて説明する。

[講師]松尾 篤 氏 イーソル株式会社 技術本部 エキスパート

[プロフィール]
1995年 九州工業大学情報工学部知能情報工学科卒業、2001年 同大学大学院情報工学研究科情報科学専攻修士課程修了。その後(株)日立超LSIシステムズを経て2014年7月より現職。YRPユビキタス・ネットワーキング研究所に出向しT-Kernel標準化に携わる等、組込み向けリアルタイムOSに関する研究開発に従事。近年はメニーコアOSであるeSOL eMCOSの開発に取り組んでいる。

MM-8 11/20(木)16:00-16:30 アネックスホール2階 F204
Application data sharing for single, multicore and multiprocessor architectures

Looking simplistically at computer work, a software module receives data, operates on the data (or performs an action), and, send the data to the next module which we call data sharing. As the data moves through the system, the developer should consider data integrity, data flow and performance.

[講師]Sven Brehmer 氏 CEO of PolyCore Software and MCAPI working group chair

[プロフィール]
Sven Brehmer is President of PolyCore Software. He has also been a Chairman of MCAPI working group of the Multicore Association since April 2005. In January 2000, Brehmer joined Wind River and took the position as Senior Director of Embedded Platforms Division. Prior to joining Wind River, he has been served as CEO of Diab Data Inc.

MM-9 11/20(木)16:30-17:00 アネックスホール2階 F204
自動運転システムにおけるマルチ・メニーコア技術

本講演では、将来の自動運転技術に資するマルチ・メニーコア技術について紹介する。昨今、自動運転技術の実用化が進んでいるが、市街地のように複雑な環境では高度な計算処理とデータ処理が不可欠となる。マルチ・メニーコア技術による並列分散システムは、この分野にブレークスルーをもたらす可能性を秘めており、その有効性を最大化させる研究技術が求められている。本講演では、自動運転システムのビジョンを示すとともに、名古屋大学で進めている研究開発を紹介する。

[講師]加藤 真平 氏 名古屋大学大学院 情報科学研究科 情報システム学専攻 准教授

[プロフィール]
2004年、慶應義塾大学理工学部情報工学科卒業。2008年、慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻博士課程修了。博士(工学)。同年から慶應義塾大学特別研究員としてリアルタイムシステムの研究に従事。2009年から2011年まで東京大学特別研究員としてオペレーティングシステムの研究に従事。その間、米国カーネギーメロン大学に留学し、客員研究員として並列分散システムの研究に従事。2011年から2012年までカリフォルニア大学博士研究員として並列分散システムおよびオペレーティングシステムの研究に従事。現在、名古屋大学大学院情報科学研究科の准教授として様々なシステムソフトウェアの研究に従事。

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