Embedded Technology

Embedded Technology 2012 会期:2012.11.14(水)/15(木)/16(金) 会場:パシフィコ横浜

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スペシャルセッション無料/事前登録制

11月14日(水) 10:00-12:00 アネックスホール【F205+F206】
人間中心設計フォーラム2012
組込み型ソフトウエアのためのユーザビリティと事例
10:00-10:25
キヤノンにおけるデジタルカメラのGUI開発事例紹介

【講演内容】

キヤノン デジタルカメラ
UIコンセプト、操作ロジック、使いやすさ、GUI表現への落とし込みの事例紹介

【講演者】
和久井 立
キヤノン株式会社 総合デザインセンター ヒューマンインターフェースデザイン部 専任主任
【プロフィール】
1992年千葉大学工学部工業意匠学科卒業。同年三洋電機株式会社入社。デザイン企画、プロダクト、インターフェースデザインなど担当。2003年キヤノン株式会社入社。プリンターのインターフェースデザイン担当を経て、現在はデジタルカメラを担当。2009年iF communication design award gold受賞、2012年 平成24年度全国発明表彰、発明賞受賞。その他Gマーク受賞など。

10:25-10:50
ユーザー視点とユーザー要求が実現するHCD、UX

【講演内容】

ユーザからの要求をいかに抽出し、選別し、魅力的なカタチで実装するかがHCDやUXの鍵となる。
U'eyes Designは10年以上の国内外メーカーやサービス提供者におけるHCD実現支援業務の実績を持つ。当社でのHCD、UXへの取り組みについて、実例を交えて紹介する。

【講演者】
山本 雅康
株式会社U'eyes Design 海外事業部 部長
【プロフィール】
京都工芸繊維大学卒,米・イリノイ工科大学デザイン学部(修士)卒,工業デザイナー(光学機器メーカ)、ユーザーインターフェイス(UI)デザイナー(総合家電メーカー)、ユーザビリティ・サービスマネージャー(独系認証機関)、ユーザーエクスペリエンス・マネージャー(外資系・国内通信プロバイダー)を経て、現職。内外クライアント向け国際ユーザー調査業務の構築、管理などに従事。人間工学会認定人間工学専門家。TC159国内メンバー。
10:50-11:15
ブラザー工業におけるHCD事例

【講演内容】

ブラザー工業におけるインクジェット複合機デザイン開発のHCDへの取り組みと、最近の事例について紹介する。

【講演者】
永田 司
ブラザー工業株式会社 総合デザイン部 インターフェースデザイングループ ブループ マネージャー
【プロフィール】
愛知県立芸術大学卒。1984年ブラザー工業株式会社入社、デザイン部門にて情報機器などのデザインに携わる。1996年からユーザビリティ評価担当として、社内におけるユーザビリティ評価を推進。1999年からユーザーインタフェイスデザイン業務に従事。HCDを活用したデザイン開発を推進している。2011年より現職。
11:15-11:40
業務用製品開発における人間中心設計の取り組み事例

【講演内容】

業務用製品は、コンシューマー製品と比べると、文字通り業務のために製品が使用されるほか、複数のエンドユーザーに使用される、特殊な環境で使用されるといった様々な相違点がある。よって、一般的なペルソナやユーザビリティ評価といった人間中心設計手法も、業務用製品開発に適合させる工夫が必要である。本セッションではその取り組み事例を紹介する。

【講演者】
水本 徹
シスメックス株式会社 技術情報部
【プロフィール】
1994年 コナミ株式会社に入社、アミューズメント機器の開発を担当する。Konami Amusement of America Incにて米国向けアミューズメント機器の開発、コナミスポーツライフ株式会社にてフィットネス機器の開発を経て、2003年 シスメックス株式会社に入社。現在は、医療機器開発への人間中心設計の導入を進めている。人間中心設計推進機構評議委員。
11:40-12:00
これからの人間中心設計のアプローチとは

【講演内容】

「人間中心のものづくり」の概念を体系的に具現化したユーザーセンタード・デザイン(UCD)という人間中心設計手法は、欧米を中心とした多くの企業で実績をあげているが、ここでは今後の企業へUCDの導入アプローチを紹介する。

【講演者】
山崎 和彦
千葉工業大学 デザイン科学科 教授
【プロフィール】
京都工芸繊維大学卒業、2002年博士(芸術工学)号授与、2003年日本IBM(株)ユーザーエクスペリエンスデザインセンター・マネージャー(技術理事)、2006年東京大学大学院博士課程満期退学、2007年より現職。人間中心設計機構副理事長、日本デザイン学会評議員。大学教育と人間中心設計やデザインに関わるコンサルティングに従事。おもな著書は「使いやすさのためのデザイン」。iF賞、IDEA賞など国際的なデザイン受賞多数。

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11月14日(水) 12:30-14:00 アネックスホール【F205+F206】
Androidテクノロジー&マーケティング
12:30-12:45
Android OSの現状と今後の動向
~民生品から組込みに広がるAndroidの世界~

【講演内容】

Android OSが発表になりすでに3年が経過した。Androidは、現在3ヶ月で1億台、1年で4億台のペースで増加していおり、その応用範囲も広がりつつある。本セッションでは、Androidの現在の状況と、今後のトレンドについて、最新事例を参考にし、解説する。

【講演者】
佐々木 陽
株式会社GClue 代表取締役/ 日本Androidの会
【プロフィール】
株式会社GClue 代表取締役社長。2001年より携帯電話向けJavaアプリの秋発に特化したジークルーを結成し、2007年よりiOS/Androidにシフトし、現在にいたる。

12:45-13:10
Android端末へのUSBカメラ接続に関する研究報告と市場動向

【講演内容】

Android3.1からUSBホスト機能が搭載可能となり、Android端末にUSBデバイスが接続可能となった。その中でも、動画配信やビデオコミュニケーションサービスの発達に伴い、特にUSBカメラ接続が注目されている。ここでは、Android USBカメラ技術(ROM書き換え不要でAndroid端末にUSBカメラ接続、2012/8に公開されたモバイル機器接続に有利な最新USBカメラ規格USB Video Class 1.5等)の研究成果と、応用可能性について紹介する。

【講演者】
清水 喜弘
インフィニテグラ株式会社 代表取締役/ 日本Androidの会
【プロフィール】
株式会社図研でUSB等インターフェース技術の研究開発、株式会社日立製作所 中央研究所でデジタルテレビの研究開発とマーケティングを経て、インフィニテグラ株式会社を設立。現在はUSBを用いた先進的マルチメディア技術の研究開発を推進中。
13:10-13:35
機器と機器を繋ぐためのAndroid

【講演内容】

Androidコミュニティにおける組込関連の活動の広がりを紹介する。これらの技術は、ユーザー系IT企業にも少しずつ浸透しており、これらの技術・各種通信を活用して、機器と機器を繋いでいく動きがある。本セッションでは、ユーザー企業の目線からAndroidの活用例を紹介する。

【講演者】
高木 基成
日本Androidの会 神戸支部
【プロフィール】
日本Androidの会 神戸支部、Google Developer Groups 神戸、HTML5-WEST.jpなどのコミュニティで活動中。仕事はトレンドテクノロジーを企業内システムへ取り込むこと。数千台のモバイルデバイスと、数十TBのファイルが目下の対戦相手。趣味は休日の勉強会。
【講演者】
東海林 拓也
株式会社サンモアテック 技術・サービス開発部
【プロフィール】
現在、株式会社サンモアテックに勤務。グループ会社にAndroid端末を数千台展開するプロジェクトを担当している。Androidをはじめとするトレンドテクノロジーの新しい活用方法を模索するため、システムの利用部門を渡り歩き、適用シーンに頭を悩ませる日々を送っている。
13:35-14:00
Androidの応用事例

【講演内容】

Android端末と外部機器を接続する技術(ADK)が昨年Googleから発表され、Android端末と外部センサーや様々なガジェットとを連携する応用技術が注目を浴びている。日本Androidの会でもその技術に着目し様々な活動を展開してきた。本セッションでは日本Androidの会が関わった応用事例のいくつかを紹介する。

【講演者】
今岡 通博
今岡工学事務所 代表/日本Androidの会 コミュニティ 運営委員
【プロフィール】
愛媛県松山市在住。今岡工学事務所代表。主に組込系のハード及びソフトの開発。最近はFPGAを用いたカスタムチップの開発を請負う。本業のかたわら、技術評論社のソフトウエアデザイン及び電波新聞社の電信工作マガジン等に寄稿。今まで日本Androidの会のイベントや雑誌を通してAndroidデバイスで動作する音声認識ロボット「ドロンくん」や放射線自動観測BOT「Imaocande」などを発表。

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11月14日(水) 14:30-15:30 アネックスホール【F205+F206】
NFCのすごい未来!組込みもNFCやらないと未来はない?
14:30-15:00
NFC: インターネット、そして社会を変える巨大なポテンシャル

【講演内容】

オブジェクト間の非接触通信を可能にするNFC。それは単なるカード情報やe-commerceでの利用だけではなく、あらゆる物との情報交換を可能にするIOT (Internet of Things) 実現の柱となる技術である。 本セッションでは、スマートフォン・クラウド・ソーシャルの全世界的な普及と同期することで、リアルな物を含めてあらゆる情報がリアルタイムで共有される世界、その鍵となるNFCのポテンシャルと劇的に変化する社会像を解説する。

【講演者】
山下 哲也
NFC Lab 会長
【プロフィール】
これまでNEC・Motorola・NTT DOCOMOにおいて新方式開発・3G導入・i-mode及びスマートフォン戦略に従事。2012年にITイノベーションの研究及びビジネス開発支援を行う山下計画株式会社を設立。 市場分析・トレンド解説を行うエバンジェリストとしての活動の他、事業戦略立案・プレゼンテーション指導・運用モデル設計のアドバイスを提供する他、NFC Lab会長としてNFCの啓蒙活動を展開中。
2007年 Massachusetts Institute of Technology (MIT) Sloan Fellows 修了、MBA取得。

15:00-15:30
NFCを考えない組込みに未来はない

【講演内容】

そもそもNFCが課金だと思ってる時点で間違いであり大企業がNFCが課金だと思っている今がチャンスである。なぜ、NFCが流行るのか?なぜNFCが今チャンスなのか?NFCを使って何が幸せになるのか?世界のNFCの状況はどうなのか?NFCは組込みを救うことが出来るのか?NFC Labを運営してNFCの情報を肌で集めた感覚で伝える。六角橋商店街でのNFC Labのイベントの紹介をする。

【講演者】
杉本 礼彦
NFC Lab 会長 運営委員
【プロフィール】
株式会社ブリリアントサービス代表取締役。海外、日本国内の企業と共に携帯電話の黎明期から携帯電話の開発に携わっている。技術者である父親の影響もあり技術者に対し一方的に搾取しない会社を目指してブリリアントサービスを設立。「NFCQuest」「NFC街コン」などNFCに大きな期待を寄せている。 株式会社ブリリアントサービス 代表取締役 NPO法人 日本Androidの会 理事 NFC Lab運営委員。

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11月14日(水) 10:00-12:00 会議センター3F【304】
スマートシステム検証技術セミナー
10:00-11:00
IT融合システムの信頼性・安全性の確保に向けた取組み

【講演内容】

一般社団法人スマートシステム検証技術協会は、複数の企業から提供されるシステムが有機的に結合して構成されるスマートシステムの全体システムとしての信頼性、安全性などの利用者が求める品質を第三者が検証するための検証手法・検証技術を確立することを目的に本年6月に設立された団体である。本セッションでは、経済産業省が推進する「IT融合」を中心に設立の背景、活動の概要を紹介する。

【講演者】
田丸 喜一郎
一般社団法人 スマートシステム検証技術協会 理事
【プロフィール】
1981年慶應義塾大学工学研究科博士課程修了。工学博士。同年、株式会社東芝入社。半導体技術研究所、本社技術企画室等で従事。2010年より独立行政法人情報処理推進機構技術本部ソフトウェア・エンジニアリング・センター統合系プロジェクト&組込み系プロジェクトサブリーダ。一般社団法人組込みスキルマネージメント協会理事、東海大学専門職大学院組込み技術研究科客員教授、九州工業大学情報工学部客員教授等を務める。

11:00-12:00
IT融合システムのためのIV&V技術

【講演内容】

IT融合システムの一つの特徴は、複数の事業者から提供された装置・システムが設置後もフィールドで増設・改装などで自律的に変化・進化し続けることである。変化し続けるシステムのシステム全体の安全性、信頼性を担保するためには、新たな検証の枠組みが必要である。本セッションでは、一般社団法人スマートシステム検証技術協会で検討に着手した、IT融合システムの検証の考え方、適用する検証技術、検証手法の概要を紹介する。

【講演者】
高橋 孝一
一般社団法人 スマートシステム検証技術協会 技術委員会 委員長
【プロフィール】
1988年 名古屋大学大学院理学研究科数学専攻修了。博士(理学)。
独立行政法人産業技術総合研究所システム検証センター副研究センター長、情報技術研究部門情報戦略グループ長を経て、現在、セキュアシステム研究部門制御システムセキュリティー研究グループ。技術研究組合制御システムセキュリティーセンター研究開発部門長代理。独立行政法人情報処理推進機構ソフトウェア品質監査制度部会実証評価WG主査等を務める。

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11月15日(木) 14:00-15:25 アネックスホール【F202】
TOPPERSセッション(1)
TOPPERS概要セッション
14:00-14:25
TOPPERSプロジェクトの概要と最新の成果

【講演内容】

本セッションでは、TOPPERSプロジェクトの概要について紹介した後、最近の活動成果と現在の取り組みについて紹介する。
TOPPERSの高信頼性OSが搭載されたHⅡBロケットの打ち上げが成功するなど、最新のトピックを中心に紹介する。

【講演者】
高田 広章
名古屋大学 大学院情報科学研究科 教授
【プロフィール】
名古屋大学大学院情報科学研究科教授。1988年東京大学大学院理学系研究科情報科学専攻修士課程修了。同専攻助手、豊橋技術科学大学助教授等を経て、2003年4月より現職。2006年4月より附属組込みシステム研究センター長を兼務。リアルタイムOS、リアルタイム性保証技術、システムレベル設計、車載ネットワーク技術、ソフトウェアの安全性等の研究に従事。オープンソースのリアルタイムOS等を開発するTOPPERSプロジェクトを主宰。博士(理学)。

14:25-14:55
ETロボコンに対してのTOPPERSプロジェクトのサポート活動について

【講演内容】

TOPPERSプロジェクトは、2010年からETロボコンの活動に対してTOPPERS賞の選定や授与、プラットフォームの提供や教育活動、技術活動を行ってきた。
これらの活動やETロボコン用のTOPPERSコンテンツ、今後の活動について紹介する。

【講演者】
竹内 良輔
株式会社リコー プリンタ事業本部 PGT開発センター 第二設計室 エグゼクティブスペシャリスト
【プロフィール】
入社後、オフィスコンピュータ部門でCOBOL、BASIC等の移植作業を行い、MSDOSパソコンのOS部の設計を担当した後、レーザープリンタのコントローラのソフトウェア設計を行ってきた。
現在は、インクジェットプリンタのOSやデバイスドライバの設計を行っている。
14:55-15:25
TOPPERS/ATK2の紹介

【講演内容】

名古屋大学 組込みシステム研究センター(NCES)は、2011年4月より、複数の企業とコンソーシアム型共同研究組織を形成し、AUTOSAR OS仕様をベースとした、次世代車載システム向けRTOSの仕様検討および開発を実施している。
開発したRTOSは、TOPPERS/ATK2(AuTomotive Kernel version 2)として、TOPPERSプロジェクトから2013年1月にオープンソース化する予定である。また、策定した仕様書も合わせて公開する。
ATK2を中心に、NCESにおけるAUTOSARに対する取り組みを紹介する。

【講演者】
鴫原 一人
名古屋大学 大学院情報科学研究科 附属組込みシステム研究センター 研究員
【プロフィール】
名古屋大学大学院情報科学研究科附属組込みシステム研究センター研究員。
業務系システム開発、制御系ソフトウェア開発等に従事後、名古屋大学にて、マルチプロセッサ対応リアルタイムOSの研究開発に従事。
現在は、AUTOSAR仕様に準拠したソフトウェアの研究開発に従事。
情報処理学会、日本ソフトウェア科学会各会員。

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11月15日(木) 15:40-17:00 アネックスホール【F202】
TOPPERSセッション(2)
TECS and mruby
15:40-16:10
TECSの概要と mruby との連携

【講演内容】

組込みコンポーネントシステムTECSは、大規模化、複雑化する組込みシステムの開発を支援するもので、TOPPERSプロジェクト TECS WG で仕様検討、開発を進めてきている。
本セッションでは、まず、TECSの要素技術について説明し、組込みシステム向けのRubyであるmrubyとTECSとの連携について紹介する。現状では、ARMのシミュレータで動作するリアルタイムOS上で、mrubyのコードから、TECSのコードを呼び出せている。

【講演者】
安積 卓也
立命館大学 情報理工学部 助教
【プロフィール】
立命館大学情報理工学部助教。2008-2010年日本学術振興会特別研究員。
2009年名古屋大学大学院情報科学研究科情報システム学専攻博士後期課程修了。
2010年より現職。リアルタイムシステム、組込みシステム向けのコンポーネントシステムの研究に従事。博士(情報科学)

16:10-16:35
TECS RPC

【講演内容】

組込みコンポーネントシステム TECS のRPC(Remote Procedure Call)を紹介する。まずRPCとは何かを説明し、TECS RPC の基本的な考え方、使い方について説明する。

【講演者】
大山 博司
オークマ株式会社 FAシステム本部 主管技師
【プロフィール】
TOPPERSプロジェクト TECSワーキンググループ主査。
オークマ株式会社(当時は大隈鉄工所)に入社以来、数値制御装置の制御ソフトウェア開発に従事する。博士(工学)
16:35-17:00
TECS パッケージアップデートと解説

【講演内容】

TOPPERSプロジェクトから公開となった 最小セットカーネルTOPPERS/SSP、自動車制御用カーネル TOPPERS/ATK1、新世代高信頼カーネル TOPPERS/HRP のそれぞれに対応し、今年新しく公開となった SSP+TECS、ATK1+TECS、HRP2+TECS の各パッケージの対応内容を解説する。

【講演者】
鵜飼 敬幸
ハーマン・インターナショナル・ジャパン株式会社
【プロフィール】
TOPPERSプロジェクト TECSワーキンググループ メンバ。 株式会社ヴィッツにて14年間、航空・医療・エンターテイメント・車載の多分野におけるソフトウェア開発に従事。2012年に音に繋がる分野を目指して現職に移籍、Infortaiment分野において精力的に活動中。

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11月16日(金) 10:00-12:00 アネックスホール【F206】
派生開発の問題解決セミナー
~XDDPでブレイクスルーを作り、ソフトウェア開発力UPに繋げよう~
10:00-10:10
派生開発推進協議会のご紹介

【講演内容】

今日、組込み系だけでなく、パッケージソフトや制御系など、さまざまな分野で、派生開発によるシステムの開発が行われている。派生開発推進協議会(通称:AFFORDD)は、派生開発に於ける効果的な方法の開発とその普及を目指し、日本企業の競争力に資するために2010年に発足した。 本セッションでは、当団体の活動について紹介する。

【講演者】
酒井 郁子
株式会社 イマテック コンサルティング部
【プロフィール】
電子機器の研究開発企業で、約20年組込みソフトウェアエンジニアとして従事する。中小規模ソフトウェアのシステム設計からテスト、メンテナンスまで、開発工程の一通りに携わる。
主に現場叩き上げで技術を身に付ける中、ソフトウェア工学を実践に取り入れることを考える。
現在は、技術者教育の講師や、現場のレガシーコード改善支援などに従事する。

10:10-10:40
派生開発の現状と問題点と対応の重要性について

【講演内容】

開発案件のほとんどが「派生開発」であるにも関わらず、開発プロセスがこの状況に適合していないために派生開発特有のバグが頻発し、今や現場の疲弊は極限に達している。このままでは事業の継続も危うい。
逆に、派生開発のやり方によっては市場を獲得することもできる。XDDPはこの派生開発に特化した開発プロセスであり、派生開発の問題が大幅に軽減する。そして余った時間で新規開発の準備に取り掛かることもできる。

【講演者】
清水 吉男
株式会社 システムクリエイツ 代表取締役/派生開発推進協議会 代表
【プロフィール】
1968年からソフトウェアの世界に入り、企業システムやオンラインシステムの開発を手掛ける。途中で組込みシステムの世界に転じ、POSシステムやインクジェットプリンターなどの開発に携わる。CMMとの出会いを機に、自ら考案した要求の仕様化技法(USDM)や派生開発向けの開発プロセス(XDDP)等を元に1995年からプロセス改善のコンサルティングを開始。さらに、2010年に派生開発推進協議会を設立し、これらの普及活動に入る。
10:40-11:00
プロセスを設計する
~PFDによるプロセスの表現と設計~

【講演内容】

ソフトウエア開発の現場ではプロセスが無かったり、定義されたプロセスをそのまま実施している為に生ずる混乱や納期遅延が少なくない。本来要求にはそれを達成するための最適なプロセスがあり、要求は市場に呼応して変化する。
先の問題を解消するにはこの要求に対しそれを達成する最適なプロセスを都度策定することである。この実現手段として考案されたPFDを使用して最適なプロセスを設計し実施することで混乱や遅延は解消する。

【講演者】
梶本 和博
株式会社 エクスモーション コンサルティング本部
【プロフィール】
オンライン銀行ターミナルの制御ソフトウエア設計、オフィスコンピュータの制御系ソフトウエア設計、ページプリンタのソフトウエアシステムの設計・商品企画を経てソフトウエア品質・生産技術の世界へ。そこでソフトウエアプロセス改善に取り組み、ISO9000内部監査者・CMMアセッサー・CMMIアプレイザーを経験。組込み世界の難しさを体験、これらの対策に取り組む中でUSDM・XDDP・PFDに出会い今に至る。
11:00-11:40
派生開発におけるプロセス構築
~XDDP からアーキテクチャ再構築へ~

【講演内容】

混乱する開発現場では、無秩序な派生開発のためにプロジェクトはデスマーチ化し、技術者は疲弊しきっている。本セッションでは、派生開発において最小必要不可欠な秩序を確立する開発プロセスXDDP(eXtreme Derivative Development Process)を紹介する。XDDPは、派生開発の要求にマッチしており、差分情報に基づいてムダを徹底排除した合理的な開発プロセスである。XDDPを通して得た知見は、次のステージであるアーキテクチャ再構築や新規開発へも活かすことができる。

【講演者】
古畑 慶次
株式会社デンソー技研センター 技術研修部 担当課長
【プロフィール】
1988年 株式会社デンソー入社、研究開発部門を経て、携帯、自動車電話のソフトウェア開発に従事。その後、ナビゲーション開発部署にてプロセス改善を推進。2003年、うつ病で倒れ数ヶ月の自宅療養の後、現職場であるデンソー技研センターに異動。清水吉男氏よりXDDPの技術を習得し、現場復帰を果たした。現在は指導者としてXDDPを中心にソフトウェア技術の指導を行う。SQiP Effective Award (2008年:連名)、5WCSQ Best Paper award (2011年)受賞。
11:40-12:00
XDDPによる派生開発からプロダクトライン開発へ
~XDDP からアーキテクチャ再構築へ~

【講演内容】

XDDPは、単発の派生開発に有効な手法であり、改造時の品質向上が期待できる。一方、系列製品のように長期間に渡って派生を繰り返す場合は、効率向上を図る目的でソフトウェア・プロダクト・ライン手法(SPL)の導入を目指す組織が増えてきている。
XDDPとSPLはどちらも結果として派生製品を創出するが、そのアプローチ<は全く異なる。双方の特徴を比較する中で、XDDPを導入した組織がSPLに移行しようとする際の課題が見えてきた。

【講演者】
櫻庭 恒一郎
株式会社日立情報制御ソリューションズ 生産技術部 主管技師
【プロフィール】
1978年入社、制御用コンピュータ向けリアルタイムOSの開発に従事。
2004年からプロセス改善業務に従事してCMMIの導入に取組み、2006年レベル5を達成。
現在、全社共通SEPGの立場で、XDDPやSPLなどの開発手法や各種ツールの導入・普及に取り組んでいる。

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11月16日(金) 13:00-16:05 アネックスホール【F206】
オープンシステムディペンダビリティが世界を変える
~DEOS(変化しつづけるシステムのためのディペンダビリティ向上技術)、いよいよ実証フェーズへ!~
13:00-13:05
開会挨拶
【講演者】
所 眞理雄
株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 会長・ファウンダー
【プロフィール】
慶應義塾大学助手、専任講師、助教授を経て1991年より理工学部電気工学科教授。1988年にソニーコンピュータサイエンス研究所(Sony CSL)を創立、取締役副所長を兼務。1997年慶應義塾大学退職、ソニー執行役員上席常務ならびにSony CSL代表取締役社長。ソニーIT研究所、CTO、プラットフォームテクノロジーセンター、技術渉外などを担当し、2008年6月にソニー役員を退任。Sony CSL代表取締役会長を経て現在は会長・ファウンダー。

13:05-13:35
ここまで来たDEOS

【講演内容】

DEOSプロジェクトでは変化しつづけるシステムのサービス継続と説明責任を全うする能力をOSD(Open Systems Dependability)と定義し、それを実現させるための技術体系をDEOS(Dependability Engineering for Open Systems)として研究開発して来た。本セッションではDEOSプロセス、合意形成手法D-Case、規格標準化活動など、DEOSの現在の到達点と今後の見通しについて述べる。

【講演者】
所 眞理雄
株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 会長・ファウンダー
【プロフィール】
慶應義塾大学助手、専任講師、助教授を経て1991年より理工学部電気工学科教授。1988年にソニーコンピュータサイエンス研究所(Sony CSL)を創立、取締役副所長を兼務。1997年慶應義塾大学退職、ソニー執行役員上席常務ならびにSony CSL代表取締役社長。ソニーIT研究所、CTO、プラットフォームテクノロジーセンター、技術渉外などを担当し、2008年6月にソニー役員を退任。Sony CSL代表取締役会長を経て現在は会長・ファウンダー。
13:35-14:05
自動車エンジン制御開発におけるD-Case適用事例
~エンジンストール問題におけるD-Case定義及び開発管理~

【講演内容】

排気ガス規制強化及び高燃費要求の高まりにより、自動車関連制御技術が複雑化の一途を辿っている。さらに、ISO26262の制定により、機能安全に関する制御仕様書から評価実績・結果までのエビデンスを管理しなければならず、何らかの効率的に管理できる仕組みが必要となる。本報告において、D-Case Editorとエンジンシミュレーターによるエンスト問題へ適用した例を示し、D-Caseによる制御開発管理の可能性と今後の課題について述べる。

【講演者】
石崎 直哉
トヨタ自動車株式会社 エンジン技術開発部 主幹
【プロフィール】
1995年米国自動車メーカー入社。エンジン制御開発部署に所属し、適合から新規制御開発及びOBD開発に従事。2003年より車両開発プロジェクトマネージメント部署に異動、車両企画から海外工場での量産立上げまでリード。2008年より、トヨタ自動車にて社内にMBDを展開し、制御開発の効率化を推進中。特に、Simulationを多用した制御開発に移行する中で、多様化する情報・データの氾濫を効果的に管理するためのMBDツールチェーンを構築している。
【講演者】
大畠 明
トヨタ自動車株式会社 エンジン技術開発部 理事
【プロフィール】
1973年東京工業大学制御工学科卒業。同年トヨタ自動車株式会社に入社し、東富士研究所にて、エンジンの年度モデル開発、エンジン排気ガス浄化システム、吸排気系システム開発、エンジン制御開発、車両制御、ハイブリッド車の制御などに従事、モデルベース開発(MBD)を推進。現在、同社理事、独立行政法人情報処理推進機構ソフトウェアエンジニアリングセンターのリサーチフェロー、IFAC TC7.1 Vice Chair、計測自動制御学会プラントモデリング部会主査、JMAABボードメンバーなど。Convergence 2004最優秀論文賞、JSAE技術功労浅原賞を受賞。
14:05-14:35
D-Caseの必要性

【講演内容】

システムの高信頼性を保証する技術として、ディペンダビリティケースが注目されている。本セッションでは、名古屋大学で開発を進めているディペンダビリティケースの作成支援環境D-Caseとその要求マネジメントへの適用法について、事例を用いて分かりやすく解説する。
 まずD-Caseエディタと、D-Case導入ガイドラインの概要を紹介する。次いで、具体的なサービスオペレーション要求ならびに、アーキテクチャ要求に対する適用事例を紹介する。

【講演者】
山本 修一郎
名古屋大学 情報連携統括本部情報戦略室 教授
【プロフィール】
昭和54年日本電信電話公社入社。ソフトウェア研究所ではソフトウェア開発支援環境の開発と全社展開ならびに分散型ミドルウェア、Webデータベース連携ミドルウェアを実用化。平成11年同社情報流通プラットフォーム研究所ではサービス連携ミドルウェアとICカードプラットフォームの実用化を中心となって推進。平成14年 株式会社NTTデータ 技術開発本部副本部長。平成19年同社初代フェロー、システム科学研究所所長を経て、平成21年より現職。
14:50-15:10
D-Caseとその事例

【講演内容】

D-Caseの紹介、これまで行なってきたD-Caseの事例を紹介する。

【講演者】
松野 裕
名古屋大学 情報連携統括本部情報戦略室 特任講師
【プロフィール】
2006年3月 東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了。
東京大学情報基盤センター特任講師などを経て、2012年4月名古屋大学情報連携統括本部情報戦略室特任講師。
15:10-15:35
D-Case活用事例:ETロボコンに応用して

【講演内容】

高いディペンダビリティが求められる今日の情報システムではステークホルダ間の合意形成や説明責任の遂行が重要となる。我々はその手段として保証の明確化に着目し、ET ロボコンを対象にディペンダビリティ保証についての記述手法の一種であるD-Caseの作成を行った。本セッションでは、その経験を通じて明らかになった有効性や欠点、導入障壁について紹介する。

【講演者】
伊東 敦
富士ゼロックス株式会社 研究技術開発本部インキュベーションセンター
【プロフィール】
慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程了、2003年富士ゼロックス株式会社入社。現在、ナレッジワーカー向け情報共有システムの開発と並行して、D-Caseの研究開発に従事。
15:35-16:00
DEOS実用化のためのオープンシステムディペンダビリティ国際標準化戦略

【講演内容】

一つのシステムのステークホルダ間の努力だけでは、高いオープンシステムディペンダビリティを達成することは難しい。広く産業界が問題意識・目的、実現の指針、評価法、自動化・ツール化のための技術標準等を共有し協調する環境づくりは、DEOS実用化の要のひとつである。これに向けてDEOSが国際標準化団体で進めている標準化の戦略、作業中の規格案、関連規格の動向、問題点等について説明し、協調にむけた議論を促す。

【講演者】
武山 誠
独立行政法人 産業技術総合研究所 セキュアシステム研究部門 研究員
【プロフィール】
1995年英エジンバラ大学計算機科学科博士課程修了。Ph. D. (Computer Science) 瑞シャルマース工科大学forskarassistant等を経て2003年より産業技術総合研究所勤務。IEC/TC56 (Dependability) の国内委員会WG3委員、国際作業チームMT8 (IEC 60300-1 Dependability management systems規格改定)、 PT3.24(Dependability case新規格作成)メンバー。
16:00-16:05
クロージング
【講演者】
所 眞理雄
株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 会長・ファウンダー
【プロフィール】
慶應義塾大学助手、専任講師、助教授を経て1991年より理工学部電気工学科教授。1988年にソニーコンピュータサイエンス研究所(Sony CSL)を創立、取締役副所長を兼務。1997年慶應義塾大学退職、ソニー執行役員上席常務ならびにSony CSL代表取締役社長。ソニーIT研究所、CTO、プラットフォームテクノロジーセンター、技術渉外などを担当し、2008年6月にソニー役員を退任。Sony CSL代表取締役会長を経て現在は会長・ファウンダー。

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11月16日(金) 10:00-12:00 会議センター3F【313+314】
SMAにおけるモデルベースの取り組み
10:00-10:10
SMA活動のご紹介

【講演内容】

当協会は経済産業省およびIPAで策定した組込みスキル標準(ETSS)をベースに、スキルの可視化、スキル分布の分析あるいは人材育成に関する活動を行なっている。こうした活動の中で、会員企業からモデルベース技術者育成に関する強い要望が寄せられ、「モデルベース設計検証技術部会」と「モデルベース技術者研修環境研究会」を立ち上げた。ここでは、こうした当協会におけるモデルベースの活動概要について紹介する。

【講演者】
大原 茂之
一般社団法人組込みスキルマネージメント協会 理事長
【プロフィール】
東海大学専門職大学院組込み技術研究科教授を本務として組込み技術者の育成に取り組んでいる。学外では、2009年立ち上げた組込みスキルマネージメント協会理事長、IPAソフトウェアエンジニアリングセンターリサーチフェロー、九州工業大学客員教授、歯科用電子カルテ開発販売を行う大学ベンチャー株式会社オプテック代表取締役会長などを務めている。

10:10-10:35
モデルベースの動向(欧米における動向) 欧州編

【講演内容】

制御ロジック及び制御対象を数式で表すモデリングと仮想空間で計算を実行するシミュレーションを開発手法であるモデルベース開発は、システムの開発を効率よく進め安全な革新的な製品を効率良く開発する手法として用いられる。そのためにはツールの活用が重要である。本セッションでは欧州におけるモデルベース開発の現状を自動車市場や航空機産業、医療機器などの事例を用いて解説する。

【講演者】
有馬 仁志
一般社団法人組込みスキルマネージメント協会 副幹事長
【プロフィール】
東海大学専門職大学院卒。1982年より国内機器メーカーで制御系システム開発やTRONの開発を担当。1993年よりウィンドリバー社、Integrated Systems社、米国SDS社など外資系企業日本法人の上級管理職歴任。2000年にMontaVistaSoftware Japan社を設立、代表取締役社長就任。2006年dSPACE Japan株式会社 代表取締役社長、2011年より東海大学専門職大学院講師、長崎総合科学大学大学院新技術創成研究所客員教授、九州工業大学情報工学部客員教授。スキルマネジメント協会副幹事・モデルベース設計検証技術部会担当。2011年6月横浜スマートコミュニティ代表就任。
10:35-11:00
モデルベースの動向(欧米における動向) 米国編

【講演内容】

モデルベースのアーキテクチャの動きは、垂直方向と水平方向に拡張の一途を続けている。当初は、ソフトウェアのアーキテクチャを記述するためのモデリング言語であったUMLは、今やその利用分野を、より上位の概念やミッションと言った分野や、様々な産業モデル(ドメイン・モデル)あるいは学問領域(システム工学など)と言った分野まで広がって来ている。本セッションでは、モデリング技術と知識領域の関係を中心に、現在の動きを概括する。

【講演者】
山本 哲也
株式会社ストラタジーナム 代表取締役
【プロフィール】
東京大学理学部情報科学科卒。米国IBM研究所、Cisco社、WorldCom社において、主にネットワーク分野で、研究者、設計者、管理者の業務に就く。株式会社ストラタジーナム代表、OMGエバンジェリスト、東海大学専門職大学院客員教授を兼務。
11:00-12:00
モデル検査~状態爆発を防ぐモデルの作り方とツールによる支援

【講演内容】

モデル検査では、モデルとして記述された動作仕様に対して、システムの取りうる状態を数理的な手法に基づき網羅的に探索することで、与えられた検査項目に対するチェックを漏れなく実施することができる。しかしながら、複雑な動作仕様では状態が爆発し検査できない状況も多く発生する。本セッションでは、状態爆発を防ぐための方法と、モデルを作成・検証するための支援ツールについて紹介する。

【講演者】
村田 由香里
株式会社東芝 ソフトウェア技術センター ソフトウェア設計技術開発担当 参事
【プロフィール】
株式会社東芝にて、オブジェクト指向分析・設計を用いた発電・駅務機器監視システム等の設計改善に従事。
2003年よりソフトウェア技術センター所属。組込み分野に対する要求分析・仕様化及び形式手法による仕様検証を通して上流工程での仕様品質向上に関する技術開発に携わっている。

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