カンファレンスプログラム

基調講演 招待講演 特別講演 ET×EDSFair 同時開催記念 共同企画セッション
記念講演 パネルセッション テクニカルセッション スマートエネルギー特別セミナー
設計・検証ツールトラック DSPトラック FPGAトラック アナログデザイントラック
スペシャルセッション JASA特別セミナー JASA技術本部セミナー JASAグローバルフォーラム
IPAセミナー クリティカルソフトウェアワークショップ(WOCS) JEITAセミナー ETロボコンモデリングワークショップ

スペシャルセッション 無料/事前登録制

カンファレンス事前登録は終了いたしました。空席があるセッションは当日登録が可能です。
受講ご希望の方は直接会場受付へお越しいただき、当日登録をお願いいたします。
C-1| 11月16日 (水) 10:00〜12:00 アネックスホール [F205+F206]
人間中心設計フォーラム2011
組込み型ソフトウエアのためのユーザビリティと事例
●10:00〜10:25
JVCケンウッドにおけるHCD事例:ユーザーの利用状況記述方法
【講演概要】
使い勝手のよい製品を開発するためには、開発関係者がユーザーの利用状況を把握して、共通認識の元に仕様検討する必要がある。どのようなユーザーがどのような状況で製品を使うのかを効率的に分かりやすく記述するためのアプローチと事例を紹介する。
和井田 理科 氏
株式会社JVCケンウッド マーケティング戦略部ブランド戦略推進統括部デザイン担当 シニアエンジニア
【プロフィール】
横浜国立大学工学部電気工学科卒。日本ビクター(現:JVCケンウッド)に入社後、回路設計、ソフトウェア設計を経てユーザビリティ技術開発と社内推進に携わる。ヒューマンインタフェース学会員。NPO人間中心設計推進機構理事。

●10:25〜10:50
アドバンスデザインにおけるHCD
【講演概要】
アドバンスデザインにおいて未知のユーザ体験をいかにプロトタイピングするか。モノだけでなく人のふるまいや取り巻く状況、想定技術やサービスなど検討対象が広範になる一方、近年短期化する開発サイクルの中でラピッドかつ実感ある方法が求められている。本セッションではソフトディバイスでのプロトタイピング手法の事例を紹介する。
八田 晃 氏
株式会社ソフトディバイス 代表取締役
【プロフィール】
96年京都工芸繊維大学大学院修了、同年入社。インフォメーションアーキテクト/インタラクションデザイナとして、家電や業務機器、車両など組込み系UIを中心に様々なUIデザインに関わる。2007年同社CTO、2008年より現職。京都工芸繊維大学、成安造形大学非常勤講師

●10:50〜11:15
携帯電話開発におけるHCDの取り組み
【講演概要】
携帯電話が高機能化するに従い、求められるアプリケーションやサービスも複雑化する傾向にある。アプリ開発の現場では今後このような高機能を使い易くするためのHDCの取り組みは重要となるが、今回は過去のモバイルソリューション事例と現在進めているHDCの取り組みを紹介する。
竹川 博之 氏
メディアキュート株式会社 事業推進 事業推進担当部長
【プロフィール】
1962年生まれ。東京理科大学 情報科学科修了。1986年、日本アイ・ビー・エム株式会社に入社。ThinkPad製品企画(ブランドマネージメント)、IBMビジネスコンサルティングサービスにてITコンサルタントなどを担当。2003年株式会社コネクトテクノロジーズ入社後、事業戦略室、企画本部取締役を経て2010年退社。同年4月より現職メディアキュート株式会社にて事業推進を担当。

●11:15〜11:40
リコーにおけるHCDの実践ー テレカンファレンスシステム開発の事例
【講演概要】
リコーが新しいビジュアルコミュニケーションとして提案するリコー ユニファイド コミュニケーション システムにおいて、どのようにHCDが活用されたか事例を紹介する。
島村 隆一 氏
株式会社リコー 総合経営企画室 総合デザインセンター スペシャリスト
【プロフィール】
1980年千葉大学工学部卒業、同年、チトセ(株)入社。グラフィック・プロダクト・インテリアなどのデザインなどを手がける。1990年(株)リコーへ入社。ユーザビリティに関する専門家。NPO法人人間中心設計機構認定、人間中心設計専門家。代表的な著作として「情報デザインの教室」(丸善出版)がある。

●11:40〜12:00
これからの人間中心設計のアプローチとは
【講演概要】
「人間中心のものづくり」の概念を体系的に具現化したユーザーセンタード・デザイン(UCD)という人間中心設計手法は、欧米を中心とした多くの企業で実績をあげているが、ここでは今後の企業へUCDの導入アプローチを紹介する。
山崎 和彦 氏
千葉工業大学 工学部デザイン科学科 教授
【プロフィール】
京都工芸繊維大学卒業、2002年博士(芸術工学)号授与、2003年日本IBM株式会社ユーザーエクスペリエンスデザインセンター・マネージャー (技術理事)、2006年東京大学大学院博士課程満期退学、2007年より現職。人間中心設計機構副理事長、日本デザイン学会評議員。大学教育と人間中心設計やデザインに関わるコンサルティングに従事。おもな著書は「使いやすさのためのデザイン」。iF賞、IDEA賞など国際的なデザイン受賞多数。


C-2| 11月16日 (水) 10:00〜12:15 会議センター5F [503]
アンドロイドステージ
〜Android Blasts Off! On Stage〜
【講演概要】
Android はスマートフォンだけでなく、情報家電、制御機器等のプラットホームとして急速に普及しており、OESFはそこで大きな役割を担っている。OESFの研究活動、国際的で多種多様な分野に及ぶ会員ネットワーク、技術者教育、OpenLab活動、これらを推進するOESFは共同事業体として、今後のAndroidをベースとしたシステムニーズに完全に応えることができる。ステージでは、「OESFがAndroidでできること」を一斉にご紹介する。
本ステージではOESF Marketing Coordinator 岩井一裕氏が、OESF代表理事の三浦雅孝氏をはじめとして、OESFの活動にかかわるメンバーを次々と紹介し、会員各社およびOESFのWorkingGroupが擁するAndroid技術について講演およびデモが行われる。

司会:岩井 一裕 氏
一般社団法人Open Embedded Software Foundation
マーケティング ワーキンググループ コーディネーター
三浦 雅孝 氏
一般社団法人 Open Embedded Software Foundation
代表理事
今村 謙之 氏
一般社団法人 Open Embedded Software Foundation
OESF Open Laboratory 最高技術責任者
満岡 秀一 氏
一般社団法人 Open Embedded Software Foundation
エデュケーション ワーキンググループ コーディネーター
穎川 廉 氏
一般社団法人 Open Embedded Software Foundation
スマートハウス ワーキンググループ コーディネーター
伊東 大助 氏
一般社団法人 Open Embedded Software Foundation
テストアンドサーティフィケーション ワーキンググループ コーディネーター
関根 達記 氏
一般社団法人 Open Embedded Software Foundation
International Operations エグゼクティブ ディレクター

C-3| 11月16日 (水) 12:30〜14:45 会議センター5F [503]
Androidが変えてしまった日本の産業の未来
 
カンファレンス事前登録は終了いたしました。空席があるセッションは当日登録が可能です。
受講ご希望の方は直接会場受付へお越しいただき、当日登録をお願いいたします。
●12:30〜12:50
Androidの現在とこれから
【講演概要】
Androidが発表されてスマートフォンの伸びが急速になっている。一方で組込みの分野ではいまだ他のOSとの比較対象としてのAndroidとの見方が多く、既存のシステムをAndroidにしたら・・・という視点が多い。本セッションではメーカからITベンチャーへ転職した経験から、開発や視点の違いなどを踏まえてAndroidを使う意味とは何か?を解説する。
渡辺 知男 氏
頓智ドット株式会社 エンベデッドシステムアーキテクト / 日本Androidの会
【プロフィール】
前職ではメーカーの研究所にて、カーナビゲーションの開発で組込みOSやミドルウェア開発を行なっていた。Androidの発表と同時に調査と開発を始め、日本Androidの会の立ち上げに参画。2010年より頓智ドットに移り、Android版セカイカメラの開発に携わる。日本Androidの会 運営委員

●12:50〜13:10
Android端末とクラウドを利用した放射線観測システムの紹介
【講演概要】
福島原発事故以来、放射線の関心が高まっているなか、放射線を測定する機器が高価なこともあり必要な人々に行き渡っていないのが、現状であろう。そこで、本セッションではAndroidデバイスを用いた比較的安価な放射線測定機器の作製事例について紹介する。また、クラウドも用いて測定した値の蓄積や共有、またクラウドにつなげた放射線測定器の校正に関するアイデアも紹介する。
今岡 通博 氏
今岡工学事務所 / 日本Androidの会
【プロフィール】
愛媛県松山市在住の個人事業主。主に組込系のハード及びソフトの開発。最近はFPGAを用いたカスタムチップの開発を請負う。本業のかたわら、技術評論社のソフトウエアデザイン及び電波新聞社の電信工作マガジン等に寄稿。今まで日本Androidの会のイベントや雑誌を通してAndroidデバイスで動作する音声認識ロボット「ドロンくん」や放射線自動観測BOT「Imaocande」などを発表。

●13:20〜13:40
AndyLibを使ったAndroidロボット制御
【講演概要】
日本Andoridの会神戸支部の活動のひとつにマイコンで作成したロボットをAndroidで操作する取り組みがある。その活動の中の成果物の1つにAndyLibとよばれるロボットの制御を簡単に行うことを目的としたライブラリがある。このライブラリの作成の経緯や作成時の苦労話等を講演する。
寺園 聖文 氏
株式会社Re:Kayo-System 本部 代表取締役社長 / 日本Androidの会
【プロフィール】
大阪生まれ鹿児島育ち、地元の専修大学を卒業後東京に勤務するが、後に大阪に戻って結婚し、双子のパパとなる。会社の代表をしながら、神戸を拠点にAndroidを中心に様々な活動に取り組んでいる。

●13:40〜14:00
Google TVの最新動向
【講演概要】
Google TVでもうじきAndroidアプリケーションの実行が可能になる。Marketと連携して進化するGoogle TVの最新動向について解説する。
佐々木 陽 氏
株式会社GClue モバイル 代表取締役社長 / 日本Androidの会
【プロフィール】
2001年より携帯電話向けJavaアプリケーションの開発に従事。2007年からAndroidアプリケーションの開発に特化。現在は、Android向けWebRuntimeやグラフィックス関係のミドルウエアの開発をおこなっている。

●14:05〜14:25
Androidタブレット開発入門
〜タブレットを使って出来ること〜
【講演概要】
Androidプラットフォームの進化は著しく、ハードウェア連携を実現するUSBホスト機能や周辺機器開発を可能にするADKなど組込み機器との親和性は今まで以上に高くなっている。タブレット端末で何が出来るのか、技術的ポイントを中心に解説する。
日高 正博 氏
パナソニックAVCマルチメディアソフト株式会社 第5開発グループ エンジニア / 日本Androidの会
【プロフィール】
パナソニックAVCマルチメディアソフト株式会社にて組込みシステム開発に従事。日本Androidの会を通じたコミュニティ活動や、モバイル開発者向けWebサイトTechBoosterを主催している。Androidをはじめとしたモバイル技術に注力、著書に「Androidタブレットアプリ開発ガイド」(翔泳社)他

●14:25〜14:45
Android+NFCのインパクト
【講演概要】
全世界で、1日55万台ずつ増えているAndroid端末。NFCがAndroid端末に標準搭載されるようになるのは時間の問題だ。NFCが搭載されたAndroid端末が近い将来、コモディティ(日用品)となる。コモディティになったNFC搭載Androidは、金融の仕組み自体も組み替える可能性を持つ。
NFC搭載Android端末が生活シーンに引き起こすであろう変化を述べた上で、その時代に求められる新しいサービス像を提示する。
杉本 礼彦 氏
株式会社ブリリアントサービス 代表取締役 / 日本Androidの会
【プロフィール】
NPO法人日本Androidの会 理事 株式会社ブリリアントサービス代表取締役。海外、日本国内の企業と共に携帯電話の黎明期から携帯電話の開発に携わっている。技術者である父親の影響もあり技術者に対し一方的に搾取しない会社を目指してブリリアントサービスを設立。「AndroidにおけるMade In Japan」を考えている。


C-4| 11月16日 (水) 15:00〜17:00 会議センター5F [503]
OSSライセンス─良くある質問

タイトルが変更となりました。
※受講票には旧タイトルが表示されますが、そのままお持ちください。
講演資料は、下記のIPAホームページよりダウンロードが可能です。
http://ossipedia.ipa.go.jp/doc/432/
【講演概要】
Androidをはじめとし、多くの組込みシステムでOSSの活用が進んでいる。ライセンスを理解し、その適切な接し方や活用法を身に着けることは無用な争いを避ける上で極めて重要である。IPAの行った調査や、その公開された報告書(※))へ寄せられた質問等に基づき、ライセンスへ向き合う「こつ」を解説する。
※ 報告書等はhttp://ossipedia.ipa.go.jp/legalinfo/index.htmlで公開している。
質問を受け付けています。質問の送信先についての詳細は、下記のIPAホームページをご覧ください。
http://sec.ipa.go.jp/events/2011/20111116_2.html
10月末までにいただいた質問については本セッションで取り上げることが可能です。
注)質問への個別の回答はいたしません。また、すべての質問を本セッションで取り上げることはできません。
江端 俊昭 氏
独立行政法人情報処理推進機構(IPA) 技術本部国際標準推進センター リーガルワーキンググループ 主査 / ワークブレイン・ジャパン株式会社 / 行政書士
【プロフィール】
米国シグナス社、レッドハット社にて組込み機器に対するGNUツール、Linux等OSSの導入展開を通してOSSライセンスの理解啓蒙に務める。現在、OSSのビジネスインテリジェンス(BI)の普及および業務アプリケーションに向けた組込み利用の拡大に注力している。
(社)組込みシステム技術協会(JASA)研修委員会/OSS活用委員会委員
(独)情報処理推進機構(IPA)技術本部国際標準推進センター/リーガルWG主査 神奈川県行政書士会所属

稲葉 清高 氏
独立行政法人情報処理推進機構(IPA) 技術本部国際標準推進センターリーガルワーキンググループ 委員 / 株式会社リコー 中央研究所 知財標準化戦略室長
【プロフィール】
外資系企業で専用目的のワークステーションの開発に携わったのち、(株)リコーに入社。
DBMSやOSの研究開発に従事したのち、NetBSDをベースにした事務用複合機の試作にたずさわる。これをきっかけとして、OSSライセンスの重要性に目覚め、そののち今の職にいたる。

上山 浩 氏
独立行政法人情報処理推進機構(IPA) 技術本部国際標準推進センターリーガルワーキンググループ 委員 / 日比谷パーク法律事務所 弁護士 兼 弁理士
【プロフィール】
1981年に京都大学理学部を卒業後、富士通にてOSの企画や設計に従事する。1990年に野村総合研究所に転職してビジネス・コンサルティングを手掛ける。1998年司法試験合格。
2003年、日比谷パーク法律事務所に入所。
2006年よりIPAの委員としてGPL等のOSSライセンスの検討に携わる。


C-5| 11月17日 (木) 10:00〜12:00 アネックスホール [F206]
モデルベースが切り拓く次世代のモノ作り
〜4つの事例紹介とパネルセッション〜
●10:00〜10:10
SMA活動のご紹介
【講演概要】
ソフトウェアの品質を高めるには、技術者のスキル向上が最優先課題であることは経済産業省の調査から明らかになっている。一方、上流工程で設計品質を高める技術としてモデルベースが注目されている。この両者を結びつけることは当協会の役割でもある。本セッションでは、当協会の全般的な活動について紹介する。
大原 茂之 氏
一般社団法人組込みスキルマネージメント協会 理事長
【プロフィール】
東海大学専門職大学院組込み技術研究科教授を本務として組込み技術者の育成に取り組んできている。学外においては、2009年に立ち上げた組込みスキルマネージメント協会理事長の他に、IPAソフトウェアエンジニアリングセンターリサーチフェロー、社団法人組込みシステム技術協会参与、経済産業省の各種委員会委員等を務めている。

●10:10〜10:25
〔先進〕モデルベースによる生活支援ロボットの安全性・信頼性確保
【講演概要】
近年の少子高齢化の急速な進展により、介護・福祉、家事等、生活分野で用いる生活支援ロボットが期待されている。しかしながら生活支援ロボットの実用化にあたっては製品の安全性や信頼性を保証する必要があり、機能安全をはじめ国際安全規格に基づく試験認証制度の構築が進められている。さらに産総研ではモデルベース開発とツールチェーンの整備によるトレーサビリティ確保を目指して研究開発を進めており、本セッションにてその取り組みを紹介する。

中坊 嘉宏 氏
独立行政法人産業技術総合研究所 知能システム研究部門 主任研究員
【プロフィール】
東京大学工学系研究科計数工学専攻、理化学研究所研究員を経て、現在、在産総研知能システム研究部門ディペンダブルシステム研究グループ主任研究員。超並列・超高速ビジョンシステム、および人と共存するロボットの安全技術の研究に従事。NEDO生活支援ロボット実用化プロジェクトにて機能安全を担当。産総研にてRTミドルウェアの高信頼化、モデルベースツールチェーン構築を目指す。

●10:25〜10:40
〔品質〕モデルベースで品質向上について
【講演概要】
TTDC計測技術分野では車両、ユニット開発に必須なツール開発を担当。その一つ、モデルベースは開発の加速、品質維持向上の武器として、特にモーターモデル(PowerBox)や並列分散処理システムを開発し、新ECU開発、HVシステム開発の効率化とソフトウェア品質向上に努めている。ここではその活動概要を紹介する。

荻野 優 氏
トヨタテクニカルディベロップメント株式会社 計測技術部門 執行役員(計測技術・設備分野担当役員)

【プロフィール】
1980年トヨタ自動車入社。車両製品開発、運動性能開発(操縦安定性、ブレーキ性能)を担当。北米、欧州R&D及び南アトヨタに出向し海外車両適合、現地化を推進。2006年よりトヨタ計測技術部、パートナーロボット部長を歴任し計測トレーサビリティ、Pロボット実用化に向けた機能安全(ソフト、制御等)など担当。2011年7月TTDC転籍 計測技術。設備分野担当し現在に至る。

●10:40〜10:55
〔環境〕「スマートハウスについて」
【講演概要】
福岡スマートハウスコンソーシアムの実証実験では、自立的なスマートハウスを支えるパワーエレクトロニクス機器の開発を、非常に短期間かつ低コストで実現できた。これは自動車などの開発で標準的に使用されているモデルベースデザインの活用によるものだ。このことは、従来のエネルギー関連機器の開発手法が、今後大きく変革していくことを予感させる。この成果をもとに横浜スマートコミュニティでは、ハウス間連携によるエネルギーの相互融通を目指す。

前川 大介 氏
株式会社PALTEK スマートグリッド事業部 統括部長
【プロフィール】
1974年、奈良県生まれ。1997年、PALTEK入社。半導体事業部 マーケティング部門責任者を経て、2010年にスマートグリッド推進部を設立。現在は統括部長として事業の運営にあたっている。2011年6月に発足した横浜スマートコミュニティでは事務局長を務める。

●10:55〜11:10
モデルベース技術者育成のための取組み
【講演概要】
ソフトウェア開発は、従来のコードベースからモデルベースへと急激な変貌を遂げている。人財育成に求められるスキル基準もそれに応じて変わってきた。講演者の所属する東芝ソリューションは、東海大学専門職大学院組込み技術研究科と共同でEmbedded Academyを立ち上げ、ETSSに基づく人財育成を推進している。昨今ではモデルベース技術力強化の活動に注力。社内外のモデルベース教育実施例を交え、効果的な教育のあり方について紹介する。
光井 隆浩 氏
一般社団法人組込みスキルマネージメント協会 幹事長
【プロフィール】
慶應義塾大学工学部卒、株式会社東芝入社。OSの開発から基幹業務システムのPMを経て、メディア事業を担当するソリューション第二部長。2003年10月に株式会社東芝から東芝ソリューション株式会社が分社。クロスメディアソリューションBU長、エンベデッドソリューション事業部にて組込み技術責任者、自動車関連事業を担当する車載機器技術部長。現在は製造・産業・社会インフラソリューション事業部・副事業部長、組込み事業責任者。SMA幹事長

●11:10〜12:00
モデルベースが切り拓く次世代のモノ作り
【講演概要】
本パネルでは、先進、品質、環境、人材といった切り口からモデルベースへの期待感、技術者のスキル育成について議論する。

上記講演者をパネラーとして参加予定です。

[モデレータ]
有馬 仁志 氏
一般社団法人組込みスキルマネージメント協会 副幹事
【プロフィール】
東海大学専門職大学院組込み研究科修士修了。1982年、国内機器メーカーで制御系システムやTRONの開発を担当。1993年より外資系企業の日本法人の上級管理職を歴任。2000年にMontaVista Software Japan社を設立して代表取締役社長へ就任。2006年2月よりdSPACE Japan株式会社の代表取締役社長に就任し現職。横浜スマートコミュニティー代表、福岡スマートハウスコンソーシアム副代表、スキルマネジメント協会副幹事、九州工業大学情報工学部非常勤講師、東海大学専門職大学院講師、東京大学先端科学技術研究センター客員教授、長崎総合科学大学客員教授。


C-6| 11月17日 (木) 14:00〜17:00 アネックスホール [F206]
TOPPERSセッション
 
●14:00〜14:30
TOPPERSプロジェクトの概要と最新の成果
【講演概要】
本セッションでは、TOPPERSプロジェクトの概要について紹介した後、最近の活動成果と現在の取り組みについて紹介する。
高田 広章 氏
TOPPERSプロジェクト会長/名古屋大学
【プロフィール】
名古屋大学大学院情報科学研究科教授。1988年東京大学大学院理学系研究科情報科学専攻修士課程修了。同専攻助手、豊橋技術科学大学助教授等を経て、2003年4月より現職。2006年4月より附属組込みシステム研究センター長を兼務。リアルタイムOS、リアルタイム性保証技術、システムレベル設計、車載ネットワーク技術、組込みシステム開発技術等の研究に従事。オープンソースのリアルタイムOS等を開発するTOPPERSプロジェクトを主宰。博士(理学)。

●14:30〜15:50
TOPPERSでビジネスをする人々
〜TOPPERS活用サポートサービスの紹介〜
【講演概要】
TOPPERS活用サポートサービスをしている企業から、ビジネスモデルの紹介をし、TOPPERSプロジェクトとビジネス界の相乗効果について議論を展開する。
講演企業:
 東海ソフト株式会社(TOKAI SOFT CO., LTD.)
 株式会社ヴィッツ(Witz Corporation)
 アップウィンドテクノロジー・インコーポレイテッド(Upwind Technology, Inc. )
 株式会社イーエスピー企画(ESP Co., Ltd)
 株式会社エーアイコーポレーション(A.I.Corporation)

●16:00〜16:30
マルチプロセッサ向けRTOSのテスト
【講演概要】
名古屋大学を中心としたコンソーシアム形プロジェクトで実施した、マルチプロセッサ向けRTOSであるTOPPERS/FMPカーネルのテストスイート及びテストツールについて紹介する。そして、テストにより発見されたマルチプロセッサに起因する不具合について解説する。なお、開発したテストスイートやテストツールは2012年度に公開する予定である。
本田 晋也 氏
名古屋大学

●16:30〜17:00
TOPPERS開発者会議の魅力と展望
【講演概要】
TOPPERSの開発者向けに毎年開催している、1泊2日の集中検討・開発合宿「TOPPERS開発者会議」について、これまでの開催内容を写真や動画を交えて紹介し、その魅力と今後の展望について述べる。
小川 清 氏
名古屋市工業研究所


C-7-1| 11月18日 (金) 10:00〜12:00 アネックスホール [F206]
オープンシステムディペンダビリティが世界を変える
〜変化しつづけるシステムのサービス継続と説明責任の全うを目指して〜
※C-7は午前と午後で参加登録を分けておりますので、終日参加をされる方は、C-7-1、C-7-2の両方への参加登録をお願いいたします。

●10:00〜10:05
オープニング

所 眞理雄 氏
株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 代表取締役会長
【プロフィール】
慶應義塾大学助手、専任講師、助教授を経て1991年より理工学部電気工学科教授。1988年にソニーコンピュータサイエンス研究所(Sony CSL)を創立、取締役副所長を兼務。1997年慶応義塾大学退職、ソニー執行役員上席常務ならびにSony CSL代表取締役社長。CTO、プラットフォームテクノロジーセンターなどを担当し、2008年6月にソニー役員を退任。2011年7月よりSony CSL代表取締役会長。2006年よりJST CREST DEOSプロジェクト研究総括。

●10:05〜10:50
高速取引システムに求められるディペンダビリティ
【講演概要】
2010年1月、東京証券取引所は以前に較べ1000倍の処理能力(応答時間2ミリセカンド)の高速取引システムを開発・導入した。この高速化はアルゴリズム取引機能を備えたコンピュータによる自動注文、高頻度取引を可能にし、アルゴリズム取引の東証の取引に占める割合は35%を占める状況へとビジネスモデルの大きな変化を起こしている。高速、高頻度取引環境におけるディペンダビリティの対応と、今後の高速化計画について併せて説明する。
鈴木 義伯 氏
株式会社東京証券取引所 専務取締役
【プロフィール】
1972年日本電信電話公社入社。以来、データ通信システム(金融分野中心)の開発に従事。2004年株式会社NTTデータ取締役リージョナルバンキングシステム事業本部長、2005年NTTデータ・フォース株式会社代表取締役社長、2006年2月株式会社東京証券取引所執行役員(最高情報責任者(CIO))、同年6月常務取締役に就任、2010年6月専務取締役に就任、現在に至る。

●10:50〜11:35
サービス継続と説明責任遂行を支えるオープンシステムディペンダビリティ
【講演概要】
我々の生活を支える情報システムは巨大化・複雑化し、相互に接続されるようになっている。こようなシステムは全体を完全に把握することは困難であり、変化・成長を続けるオープンシステムとして捉える必要がある。本セッションでは、できる限りサービスを継続し、万が一の事故や不具合に対しても直ちに修復し、説明責任を果すためのシステム開発・運用のプロセスとそのためのアーキテクチャや要素技術について述べる。
所 眞理雄 氏
株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 代表取締役会長
【プロフィール】
慶應義塾大学助手、専任講師、助教授を経て1991年より理工学部電気工学科教授。1988年にソニーコンピュータサイエンス研究所(Sony CSL)を創立、取締役副所長を兼務。1997年慶応義塾大学退職、ソニー執行役員上席常務ならびにSony CSL代表取締役社長。CTO、プラットフォームテクノロジーセンターなどを担当し、2008年6月にソニー役員を退任。2011年7月よりSony CSL代表取締役会長。2006年よりJST CREST DEOSプロジェクト研究総括。

●11:35〜12:00
変化しつづけるシステムの要求マネジメント
【講演概要】
本セッションでは、まずオープンシステムディペンダビリティの基本概念であるステークホルダ、要求、環境、システム、事象、運用の相互関係を定義する。次に、識別要求、合意要求、運用要求、障害要求に基づく要求環境変化対応サイクルと障害対応サイクルに対応した要求マネジメントプロセスを提案する。さらに、ステークホルダ合意形成、説明責任遂行、サービス継続に対して、マネジメントすべき要求関連情報を紹介する。
山本 修一郎 氏
名古屋大学 情報連携統括本部 情報戦略室 教授
【プロフィール】
1979年名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻修了。同年日本電信電話公社入社。2002年(株)NTTデータ 技術開発本部 副本部長。2007年同社初代フェロー、システム科学研究所 所長。2009年名古屋大学 情報連携統括本部 情報戦略室 教授。著書に、「要求定義・要求仕様書の作り方」(ソフト・リサーチ・センター、2006)「〜ゴール指向による〜システム要求管理」(ソフト・リサーチ・センター、2007)など。


C-7-2| 11月18日 (金) 13:00〜17:00 アネックスホール [F206]
オープンシステムディペンダビリティが世界を変える
〜変化しつづけるシステムのサービス継続と説明責任の全うを目指して〜
※C-7は午前と午後で参加登録を分けておりますので、終日参加をされる方は、C-7-1、C-7-2の両方への参加登録をお願いいたします。

●13:00〜13:25
変化し続けるシステムのディペンダビリティ合意形成の方法とツール
【講演概要】
近年、安全性の標準など定められたプロセスに則った議論、保証の重要性が増してきている。特に、ISO26262で義務付けられたSafety Caseはそのための手法として普及している。本セッションではSafety Caseを発展させ、オープンシステムディペンダビリティにとって重要な多様なステークホルダ、システム間でのディペンダビリティ合意形成の手法とツールをアーキテクチャ及び開発ツールとの連携を交えて紹介する。我々は手法とこのツールをD-Caseと名付けている。
松野 裕 氏
東京大学 情報基盤センター 特任講師
【プロフィール】
2006年 東京大学大学院新領域創成科学研究科基盤情報学専攻
     博士課程修了
現在 東京大学情報基盤センタースーパーコンピューティング研究部門
   特任講師

●13:25〜13:50
ディペンダブルシステムの実行環境
【講演概要】
DEOSアーキテクチャの1構成要素として、ステークホルダー間の合意を表現したD-Caseを設計図として、常に変化するステークホルダー要求をオンラインでターゲットシステム/サービスに反映し、再構成することのできるランタイム環境(D-RE)に必要な、モニタリング、再構成、システム隔離、D-Case更新の各基本機能に関して説明すると共に、ディペンダビリティを継続的向上するためのD-RE上でのアプリケーション開発に関して説明する。
横手 靖彦 氏
サイバーアイ・エンタテインメント株式会社 取締役CDO /
東京大学 基盤情報センター 特任教授 /
独立行政法人科学技術振興機構 研究員
【プロフィール】
1988年株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所。
1996年ソニー株式会社。
2004年株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント。
2009年JST ディペンダブル組込みOS研究開発センター兼務。
2010年サイバーアイ・エンターテインメント株式会社。

●13:50〜14:15
スクリプト技術による柔軟なモニタリングとディペンダビリティコントロールの実現
【講演概要】
オープンシステムでは、複数のサブコンポーネント間の関係が変化し、運用時にポリシーや回復シナリオを柔軟に調整する必要がある。スクリプトは、このような環境で柔軟性を向上させるが、反面、テストや検証が不十分で運用リスクともなる。本セッションで、スクリプト技術をよりディペンダブルに用いるため、合意にもとづくプロセス、実行時モニタリングによる適応実行、さらによりセキュアで安全な実行処理系について紹介する。
倉光 君郎 氏
横浜国立大学 大学院工学研究院 准教授
【プロフィール】
1972年生。愛知県出身。博士(理学) 東京大学大学院情報学環助手、米ジョージア工科大学客員研究員を経て、2007年より横浜国立大学大学院准教授。 TRON プロジェクト、IPA 未踏ソフトウェア創造事業など、多くのソフトウェア開発プロジェクトに参加する。現在は、次世代のスクリプト言語 KonohaScript のオープンソース開発を進める。

●14:15〜14:40
VMによるディペンダビリティの向上
【講演概要】
仮想マシンは複数のシステムを1台の計算機上で動作させることによりシステムリソースの有効利用を可能とするため広く注目される技術となって来ている。しかし、仮想マシンの利用は、リソースの利用効率だけではなく、システムのディペンダビリティを向上するためにも有効である。本セッションでは、オープンシステムにおいて、仮想マシンがどのようにディペンダビリティ向上に貢献するかに関して紹介する。また、現在開発中の組込みシステム向け仮想マシンモニタに関する紹介もおこなう。
中島 達夫 氏
早稲田大学 情報理工学科 教授
【プロフィール】
北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 助教授、カーネギメロン大学 計算機科学科 研究員、オリベッティオラクル研究所 研究員、ノキアリサーチセンター リサーチフェロー等を歴任し、現在は、早稲田大学 基幹理工学部 情報理工学科 教授。次世代の情報技術を用いた新しい応用、特に、ゲーミフィケーションやアンビエントメディアに興味を持つ。

●14:55〜15:20
進化しつづけるマルウェア:仮想マシン技術からの対策
【講演概要】
進化し続けるマルウェアを退治することは難しい。特に、OSに感染するルートキットは、そのセキュリティ機構をすべて無効化できるため、もっともタチが悪い。本セッションでは仮想マシン技術を用いたルートキット検知手法について報告する。本手法の特徴は、ある特定のクラスに属するルートキットに対し汎用的に機能するため、ルートキットの進化に適応可能であるという点である。本セッションではその基本的なアイデアといくつかのクラスに対する実現例について報告する。
河野 健二 氏
慶應義塾大学 理工学部情報工学科 准教授
【プロフィール】
1970年生。1993年東京大学理学部情報科学科卒業。1997年東京大学大学院理学系研究科情報科学専攻博士課程中退、同専攻助手に就任。博士(理学)。電気通信大学情報工学科講師等を経て、2005年より慶應義塾大学理工学部情報工学科准教授。オペレーティングシステム、分散システム、コンピュータ・セキュリティ等のシステムソフトウェア一般に興味を持つ。IEEE/CS、ACM、USENIX各会員。

●15:20〜15:45
ディペンダブルシステム開発のためのツール群
【講演概要】
本セッションでは、ディペンダブルシステムの開発・修正時において、D-Case を実現できているかを確認するためのツール (ディペンダビリティテスト支援ツール、ソフトウェア検証ツール) の研究開発について紹介する。ディペンダビリティテスト支援ツールは、システムの性能や異常時の動作が要求を満たしていることを確認し、ソフトウェア検証ツールはソフトウェアが仕様通りに作成されていること等を検証する。
前田 俊行 氏
東京大学 大学院情報理工学系研究科 助教
【プロフィール】
2006年 東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程了。博士(情報理工学)。現在、東京大学大学院情報理工学研究科コンピュータ科学専攻助教。

●15:45〜16:10
オープンシステムディペンダビリティ国際規格
【講演概要】
組込みシステムの安全性や情報システムのライフサイクルなどの各分野の既存の国際規格について、オープンシステムディペンダビリティという視点から概観した後、合意形成やそのツール、プロセスなどのオープンシステムディペンダビリティに関わる方法論について、現在策定作業中の国際規格をいくつか紹介する。最後に、今後策定を目指すオープンシステムディペンダビリティの概念規格についてその狙いを説明する。
高井 利憲 氏
産業技術総合研究所 情報技術研究部門 テクニカルスタッフ
【プロフィール】
1996年九州工業大学情報工学部知能情報工学科卒。2001年奈良先端科学技術大学院大学博士後期課程単位取得認定退学(博士(工学))。産業技術総合研究所システム検証研究センター研究員などをへて、現在、JST-CRESTプロジェクト「DEOS」に参加。ISO/IEC JTC1/SC7/WG7 国内委員会エキスパートおよびISO/IEC15026 Part3 Co-editorを務める。