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平成23年11月18日

報道関係各位

社団法人 組込みシステム技術協会
株式会社ICS コンベンションデザイン

世界最大級の組込み総合技術展&カンファレンス/Embedded Technology 2011
ETアワード、受賞式を実施/最優秀賞にエルイーテック
機能安全への幅広い応用の可能性を高く評価


今年で25周年を迎えたEmbedded Technology 2011(通称:ET 2011)は11月17日(木)展示会場内にてETアワードの受賞式を実施した。受賞社は57社・団体/82件の応募の中から選ばれ、受賞式は主催者・受賞社を始めとし、出展社・来場者にもご参加いただく中、審査委員長の東海大学大原茂之氏より講評と表彰状の授与を行った。
以下のURLでは受賞製品を動画でご覧いただけます。
http://www.jasa.or.jp/et/ET2011/movie/index.html


■ETアワード2011 最優秀賞
株式会社エルイーテック 「高レジリエンス・マイコン技術」
本技術は、MPUのみを周期的にリセットする一方で、リセット直前の状態を保持することで、MPUの動作に異常が発生しても、リセットの周期分で異常発生前の直前の時点からシステムを再開できる高度なレジリエンス機能を提供する技術である。本技術は異常事態への耐性を提供するという観点のみでなく、システムのログ管理、異常発生時の解析など新たなソフトウェアツールのマーケットも創出するものであり、我が国の組込みシステムの競争力強化に広く貢献することが期待できる。

■ETアワード2011 優秀賞
ハードウェア分野 優秀賞
株式会社トプスシステムズ 「エネルギー効率の高いマルチコアプロセッサ」
本技術は、1桁以上の高速化・低消費電力を可能にすることを目的に、異なるアーキテクチャのMPUコアを複数搭載できるヘテロジニアスなマルチコアプロセッサIPにより、性能・機能・コストといったシステム要件を満たすことを可能にする技術である。特に、低いクロック周波数でも所望する性能を実現できるようになり、今後拡大が予想されるスマートフォン、タブレットなどへの応用が期待できる。
ソフトウェア分野 優秀賞
株式会社CRI・ミドルウェア 「省回路型高音声品質サウンド出力ミドルウェア」
デジタル記録された音声を出力する場合に必要とされるローパスフィルおよびアンプを不要とし、しかも音声の品質を高度に保つ新しい技術を開発したものである。機器の小型化、低コスト化を可能にすることで、音声ガイドの活用が有効な各種医療機器、プリンタ、リモコンなど様々な組込み機器への用途だけでなく、組込み応用製品でない装置などにも音声ガイドを付随させることで利用者品質を向上させるなど組込み技術の拡大といった効果も期待できる。
開発環境・ツール分野 優秀賞
横河ディジタルコンピュータ株式会社 「マルチコア・パフォーマンス計測ツール」
マルチコアを採用した開発が深化するに従い、開発対象の動作状況の不確実性が高くなり、実機の動作を体系的に把握できないことから、人依存性が高くなるという状況が生まれている。本技術は実機への負荷を最高で5万分の1に低減しつつ、各種動作をチャート形式で可視化するシステムマクロトレース技術を提供するものである。組織力の強化、解析するカバレッジの拡大などマルチコア応用技術へ大きく貢献することが期待できる。
ソリューション分野 優秀賞
インテル株式会社 「インテルアーキテクチャーで実現する組込み機器の将来像」
今後拡大が予想される新市場を定めた上で、そこへ向かうソリューションのあり方とそのための技術的方向性を具体的に示した切り口は斬新である。特に、自社の製品という位置づけではなく、我が国の優位性を引き出すことと、組込み技術者の誇りと夢を拡大するビジョンの提示は、戦略的な取り組みの例示としても高く評価できる。今後は、さらに高度なビジョンの提示と具体的な例示が増加するものと期待できる。

◆ETアワード2011 審査委員会特別賞
日本大学 理工学部 電子情報工学科 中村・高橋研究室 望月研究室
「DSPを用いたデジタル・アナログ混在型鉄道信号用装置」

自動列車制御装置(以下、ATC)をデジタル化によって高度化しようとする場合、既存のアナログATC用の搬送周波数を使わざるを得ないという制限がある。本技術は、既存の搬送波において振幅の変化を伴わないデジタル変調波により、同一搬送周波数帯でアナログ信号とデジタル信号を混在して利用しつつ、すべてをデジタルATC化した後は、プログラムを修正することで高速化できる。産学連携ならではの展望に立った意欲的な取り組みであることを評価した。

◆ETアワード2011 JASA特別賞
TOHOKUものづくりコリドー 「TOHOKU高度ITフォーラム」
TOHOKUものづくりコリドーは毎年出展しているが、本年は東日本大震災による影響で出展が危ぶまれていた。しかしながら、東北6県が一丸となって大震災による影響を乗り越え、昨年以上の取り組みで臨んでいる。これまでに出展してきた成果も出ており、その成果をつなぎつつ、今年度は新たに半導体製造企業も出展するなど極めて意欲的である。今回ET2011への出展各企業が東北6県から力をいただくのではないかと期待できる、意欲的な取り組みであることを評価した。


【開 催 概 要】
名称 Embedded Technology 2011/組込み総合技術展
同時開催 Electronic Design and Solution Fair 2011 November (EDSFair2011 Nov.)
会期 2011年11月16日(水)〜18日(金) 10:00〜17:00(受付9:30開始、17日は18:00まで。)
会場 パシフィコ横浜 展示ホール、会議センター、アネックスホール
規模 展示会  出展社数 386社/774小間 / 来場者数 23,000名予定 ※EDSFairは除く
入場 入場料:1,000円 ※ただし事前登録者、招待状持参者は無料
主催 社団法人 組込みシステム技術協会(JASA)
企画・推進  株式会社ICSコンベンションデザイン
後援 横浜市、情報処理推進機構、アメリカ合衆国大使館商務部、英国大使館貿易・対英投資部

*ET 2011公式サイトURL http://www.jasa.or.jp/et/

ETアワードの詳細はこちら


【主催】社団法人 組込みシステム技術協会
■ニュースリリースに関する報道関係者からの問い合わせ先
Embedded Technology プロモーション担当/株式会社ピーアンドピービューロゥ
TEL.03-3261-8981 FAX.03-3261-8983 E-mail: guidebook@et-guide.com [担当] 樋口 山下
■本展に関する一般の方からの問い合わせ先
Embedded Technology 運営事務局(株式会社ICS コンベンションデザイン)
TEL.03-3219-3648 FAX.03-3219-3628 E-mail:etinfo@jasa.or.jp

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