Bulletin JASA

国際委員会「JASA 国際だより」

Embedded Technology 2010/組込み総合技術展 併催セミナー

第1回『JASAグローバルフォーラム2010』
~台湾・ベトナム企業とのコラボレーションを探る~ 参加報告

株式会社コア
城戸 孝吉

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この度JASA国際委員会では、12月開催の「Embedded Technology 2010(ET2010)」併催セミナーとして「JASAグローバルフォーラム2010」を開催しました。
第1回は、12月2日(木)13:00~16:30にパシフィコ横浜会議センターで開催され、聴講参加者は約130名で盛況に終わりました。
また、今回事前登録の予定していました聴講者が当日増え急遽、机・椅子を増設し対応するという嬉しいことになりました。

講演内容は、以下のプログラムで進めました。

~オープニング~
「JASAグローバルフォーラムの狙いについて」
河井研介氏 [JASA国際委員会 委員長/東芝システムテクノロジー(株) 顧問]

~Taiwan Hour~
「中国におけるビジネス展開で台湾企業の「強み」を生かす」
吉村 章氏 [台北市コンピュータ協会(TCA) 東京事務所 駐日代表]
「ベンチャー企業の台湾活用事例」
高橋貞行氏 [(株)シロク 東京営業所 所長]

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~Vietnam Hour~
「ベトナム企業とのコラボレーションの秘訣」
武田悠貴彦氏 [(株)アストミルコープ 代表取締役]
「VINASA活動紹介とベトナム企業からのメッセージ」
レ クアン ルオン氏 [ルビナソフトウエア(株) 代表取締役]

アンケート記入、名刺交換

講演内容として

◆河井国際委員長より、今回のフォーラムの趣旨とJASA組織と国際委員会のミッションを報告しました。JASAグローバルフォーラムの説明では、JASA会員へ依頼したアンケート「グローバル化とJASAへの期待」の回答結果から中国・ベトナム・インド・北米・台湾への関心が高く、今回第1回テーマを、『台湾・ベトナム企業とのビジネス協力を探る』の内容に絞った経緯を報告しました。

◆吉村様は、中国におけるビジネス展開で台湾企業の「強み」を生かし台湾企業に学ぶ中国ビジネス「三本主義」をご報告いただきました。その中で、ブリッジコーディネーターの重要性もお話されて、色々な事例をもとに中国・台湾企業と進めるテクニックをご披露して頂きました。

◆高橋様は、自社の製品を台湾へ展開した活動報告と「台湾活用のポイント」「台湾企業とのアライアンスのポイント」をご報告いただきました。

◆武田様は、ベトナム企業とのコラボレーションの秘訣のお話で、人口8,640万人(2009年)のキン族中心とした国で、日本企業のベトナム活用の方向性は、アウトソーシング・輸入から消費市場・輸出マーケットになってきており、現地SI企業との協業を成功させるためのポイントを含めご報告いただきました。

◆ルオン様は、VINASA活動紹介とベトナム企業からのメッセージをご説明していただきました。また、ルビナソフトウエア(株)の概要と教育・コスト・プロジェクト体制の説明をしていただきました。

VINASA (Vietnam Software and IT service Association)とは、
○2002年4月設立。現在201法人参画。
○ベトナム国家の協会で、非政府・非営利組織で活動。
○本部は、ハノイ市で支部はホーチミン市に事務所をおいている。

講演終了後、会場内において名刺交換及び情報交換等の談話も活発に行われ台湾・ベトナム企業とのビジネス協力に関心をもって頂いた方の参加者が多いと感じたフォーラムでした。
今回の聴講者からのアンケート結果からも台湾・ベトナムについての再認識された方も多く、次回のフォーラムに対する期待する意見もありました。特に技術特化しているインドや世界の製造工場として成長している中国等の講演依頼も多くあり今後国際委員会として検討を考えている次第です。

第1回JASA国際化推進ワークショップ 2月10日(木)開催

オフショア・ソフトウェア開発では、委託側と受託側で強い信頼関係とパートナーシップが必要であり、さらに開発全体のプロセス管理についての深い相互理解も不可欠です。そこで、委託側のリスクに関する経験知の表出化を中心に、今後のオフショア・ソフトウェア開発を展望すべく、本ワークショップを企画いたしました。
講演の後には交流会を予定していますので、講師の方々との意見交換なども行って、議論を深めたいと思います。

【開催概要】
2011年2月10日(木)15:00~19:00 (ワークショップ 15:00~17:20/交流会 17:30~19:00)
場 所:東実年金会館4・3階会議室
プログラム:
・開会挨拶  国際委員会 河井委員長
・基調講演(60分) 大阪府立大学大学院工学研究科 教授 辻 洋 氏
「オフショア・ソフトウェア開発の進化・深化・親化を目指して」
・事例紹介(各社20分)
東信電気(株)  EMS営業部 部長 天野 武正 氏
(株)ブライセン  代表取締役社長 藤木 優 氏
東洋電機(株)  代表取締役社長 松尾 康男 氏
・閉会挨拶 東京支部 大橋支部長
・交流会 会費:1,000円

※詳細、申込方法は、JASA主催イベントをご覧ください。