Bulletin JASA

国際委員会 活動報告とJASAグローバルフォーラム2012のご案内

国際委員長 廣田 豊 TDIプロダクトソリューション株式会社

皆さん、こんにちは
今年度から国際委員会の委員長をつとめさせていただく事になりました廣田です。
組込みシステムビジネスは岐路に立たされていると言われています。単に技術面、人材面だけでなく、現在の日本の経済状況により、ビジネスとして岐路に立たされているのではないでしょうか。特に組込みソフトウェアについては「これからも国内にとどまり付加価値を高めていくべきだ」という議論もありますが、マーケットとしては国内だけにとどまる必要はないでしょう。とりわけ急成長を続けているアジアのマーケットは非常に魅力的な市場で、なかでも、中国のIT市場規模に関しては2013年に日本の市場規
模を上回るといわれています。
しかしながら組込みソフトウェアによる海外マーケットでのビジネス展開の実態はどうでしょうか。非常に困難、非現実的という声が多く聞かれます。そこで国際委員会では本年度の活動テーマとして、「組込みシステムで海外マーケットを開拓するには」を取り上げ海外ビジネス展開の可能性について調査を推進することにいたしました。

表1 JASA国際委員会の活動
jasa01

 国際委員会の主な活動は表1の5項目です。委員会活動では、毎回内外の有識者を委員会に招聘し、各国の基礎的概況、インフラ事情、販売チャネルの構築法、現地パートナーの探し方など海外進出する際の基礎となる項目や、アジア企業の課題と日本のIT企業への期待などアジアマーケットで商機を見出す具体的な内容をスピーチして頂き、海外展開の手法を学びます。本年度は、すでにミャンマーと中国安徽省のお話をいただきました。また、現在、中国へのミッション派遣を決めています。これらの取組結果は、
グローバルフォーラムや国際化推進ワークショップにて皆様に展開してまいります。
年内最大の事業は11月のET2012で同時開催される「JASAGlobal Forum」です。昨年までは主として成功事例を中心に我が国の企業から見た海外進出という視点で皆様に情報を提供してまいりました。今回は、海外企業が日本の組込み産業に何を求めるかを知るという視点で、安徽省、大連、台湾の企業をお招きします。またいまや世界のR&Dを担うと言われるインドの特徴も識者にお話しいただく予定です。

表2 JASA Global Forum 2012 概要
jasa02

(演題は8月末時点のもの。最新の情報はET公式サイトにてご確認下さい)
昨年実施した国際化に関するアンケートでもオフショアから現地ビジネスへの傾向が鮮明となっており、皆様にタイムリーな情報提供と、人脈作りのお手伝いができるものと確信しております。

JASA Global Forum 2011 会場風景
jasa03