[AI技術研究委員会]
渡辺 政彦
キャッツ(株)
本委員会の目的は、組込みシステムにハイブリッドAIを実現することです。ハイブリッドAIとは、データ駆動型AIと理論知識型AIを融合したAIのことです。データ駆動型AIは、ディープラーニングのようなデータに基づき統計・確率的な手法を用いたAIです。理論知識型AIは、人が持つ知識をモデル等で表現するAIです。
産業技術総合研究所 人工知能センター 辻井研究センター長は、「人に寄り添うしなやかな」人工知能とは、大量データに基づく「人間を超える」人工知能と、人間の知能をモデルとする「人間に迫る」人工知能の技術を融合させることにより、人間と協働できる、人間に理解でき、人間が共同できる人工知能を実現できると述べています。
このようなハイブリッドAIを組込みシステムでどのように実現するかを研究する場がJASA AI技術研究委員会です。人間の脳に右脳・左脳があり、脳梁が右半球と左半球を繋いでいます。データ駆動型AIと理論知識型AIを接続し、組込みシステムに埋め込むイメージが下図になります。
★2017年10月13日(金)「Design Solution Forum」[開催地:新横浜]
『 AI技術×組込み技術 』をテーマにJASA-AI技術研究委員会 渡辺委員長が講演
http://www.dsforum.jp/2017/track-c/#C10
★ET/IoT2017 にて講演いたします。
★彡参加メンバー募集中☆彡
*詳細はこちら
*問合せ先⇒ nedo@jasa.or.jp (JASA事務局・AI技術研究委員会担当)
★NEDO事業「次世代人工知能・ロボット中核技術開発/次世代人工知能技術分野」(先導研究)に 「オントロジー推論のリアルタイム処理を実現する組み込み技術の実現と安全・安心分野への応用」で 採択されました。
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